HOME > 自然 > 臥龍桜(がりゅうざくら)
桜・紅葉
高山市

臥龍桜(がりゅうざくら)

~龍のごとく壮麗に咲き誇る千年桜~

臥龍桜
 樹齢1,100年を誇る「臥龍桜」はずっとこの地で花を咲かせ続けている飛騨一之宮のシンボル。大きく広がった枝に一斉に咲き誇る桜花は一見の価値あり。

全国から花見客が訪れる 岐阜を代表する桜

臥龍桜 ※

 飛騨一ノ宮駅のほど近く、大幢寺(だいどうじ)の側に佇むエドヒガンザクラの大樹「臥龍桜」は、樹齢1,100年を超えると推定される老桜だ。淡墨桜、荘川桜と並んで岐阜の三大巨桜としても知られ、飛騨・美濃さくら33選にも選ばれた岐阜を代表する名木である。もともとは「大幢寺の大桜」と呼ばれていたが、龍が臥したように見えるその姿から、昭和6(1931)年に臥龍桜と名付けられた。JR高山本線の車窓からも見ることができるが、やはり近くでその壮大な姿を堪能してほしい。花をつけた臥龍桜は、その名のごとき龍を思わせる壮大さと深い歴史を思わせる風格で訪れる人々を暖かく迎えてくれる。


満開の桜が飛騨の春に彩りを加える

臥龍桜 ※
 臥龍桜の開花時期は4月中旬から下旬。全ての枝を包み込むように花が咲き誇れば、飛騨にも遅い春の到来だ。臥龍桜は咲き始めから満開までは濃いめのピンク色、そこから次第に色が薄まり、散り際にはほとんど白に近い色になる。どの瞬間も優雅で美しいが、その色味や形の変化を見るのも楽しみ方のひとつ。開花している間は、桜まつりとしてイベントや地元の飲食店が寄り合って出店した屋台村などが開かれ、大勢の人で賑わう。夜、ぼんぼりの薄明かりに照らされた臥龍桜もまた美しく、昼間とはひと味違った姿を見ることができる。
 桜の開花と共に限定販売される清酒臥龍桜は、近くの位山の伏流水を使って造る地酒だ。平成2(1990)年から毎年行われている「臥龍桜日本画大賞展」の審査員を務める画家が、このお酒のためだけに書き下ろした絵が、ラベルとして使われており、毎年違ったラベルで販売される。なお、この絵画展には全国から作品が集まり、夏から秋にかけて飛騨位山文化交流館や岐阜県美術館で展覧会が行われる。

千百年の時を生きる老桜は人々の想いの集大成

 一之宮のシンボルとして佇む臥龍桜も、その長い年月の間には台風によって枝が折れてしまったり、土壌の栄養分が枯渇してしまうなど、幾度も枯死の危機に瀕した。しかしその度に、樹木医や専門家など多くの人々の桜を守ろうとする想いに応えて見事な復活を遂げ、今日まで花を咲かせ続けている。この老桜が過ごした歴史に思いを馳せながらお弁当を広げてゆったり楽しむのもよし、お気に入りのポイントでシャッターを切るもよし。穏かな日差しの下で優雅に寝そべる龍と共に、飛騨ののどかな春を満喫したい。
 

臥龍桜 ※
臥龍桜 ※





DATA
所在地 高山市一之宮町226-2     
アクセス <公共交通機関>
JR「飛騨一ノ宮駅」下車、徒歩約1分

<お車>
中部縦貫自動車道「高山IC」から約20分
問い合わせ 飛騨一之宮観光協会
高山市一之宮町7846-1
TEL/0577-53-2149
http://www.hidamiya.com/

高山市 一之宮支所
高山市一之宮町3100
TEL/0577-53-2211
FAX/0577-53-2948
http://www.city.takayama.lg.jp/

「臥龍桜(がりゅうざくら)」から巡る旅スタイル

荘川桜(しょうかわざくら)

高山の古い町並

飛騨高山グリーンツーリズム