HOME > ウェルネス > 下呂温泉(げろおんせん)
温泉
下呂市

下呂温泉(げろおんせん)

~温泉だけにとどまらない下呂の新しい魅力~

下呂温泉
 いわずと知れた天下の名泉「下呂温泉」。肌がすべすべになると評される泉質は、pH約9.2のアルカリ性単純温泉。天然の石鹸効果を持つ泉質である。滑らかな肌触りとリラックス効果の高い下呂の湯は、古くから日本三名泉のひとつとして称えられ、多くの人の心と身体を癒してきた。
 下呂市街地の中心を流れる飛騨川沿いに源泉があり、川を挟んだ両岸にホテルや旅館が立ち並ぶ。ホテル、旅館から眺める景色はとてものどかで、訪れる宿泊客の心を和ましてくれる。市内各所に足湯が点在しており、誰でも気軽に名泉を楽しむこともできる。充実のアメニティ、高いホスピタリティーを街全体から感じることができる。
 訪れた人に癒しの時間と空間を提供してくれる下呂温泉。しかし今に至る歴史の中には、地元の人々の絶え間ない努力がある。市内中心部を流れる飛騨川の堤防が整備されていなかった時代など、幾度となく洪水の被害に遭い、そのたびに温泉街は甚大な被害を受けた。しかし「何があっても温泉だけは守れ!」と先人たちは団結し、天災に立ち向かい、何度も立ち上がってきた。そうして受け継がれてきた宝を決して無駄にしまいと、今日に至るまで地域をあげて温泉を愛し、守り続けている。こうした地元の人々の“温泉愛”が、この地を訪れる人々への「もてなし」に生きているのだ。

安定した「お湯」を提供する集中管理システム

下呂温泉

▲飛騨川沿いに湧く噴泉池では、
 無料で外湯が楽しめる。

 下呂温泉にはいくつか源泉があるが温度は最高が84℃。逆に低温の源泉もある。以前はホテルや旅館ごとに源泉を管理しており、適温にするために加水・加温が行われていた。しかし「貴重な温泉資源を保護しながら、有効的に提供しよう」と、それらをひとつにまとめて管理することに。それが温泉集中管理システムだ。湯元となるタンクで湧き出る温泉をまとめて管理することにより、過度の加水・加温をせずとも常に適温とされる約55℃を保った状態で各旅館や施設へ供給される。つまり、下呂温泉旅館組合に加盟している旅館であれば、どこへ行っても同泉質のお湯をいただくことができるのだ。

 

下呂温泉

 

 

 

 


夜空に咲き誇る花火と音の協演

下呂温泉

▲「花火ミュージカル」では10分間で
 約2,000発の花火を打ち上げる。

 今や下呂の夜といえば、花火を無くしては語れない。平成12(2000)年から始まった飛騨川沿いで行われる花火のイベントである。特に8月と12月に開催している「花火ミュージカル」は、ありきたりな花火大会とは全く違う。オリジナリティーあふれる“音楽との協演”、まさにミュージカルである。音楽に合わせてタイミング良く放たれる花火の中には、今まで見たことのない色や形、動きをするものも多い。この「花火ミュージカル」のために、毎回のように花火師が趣向を凝らした新作花火を盛り込むので、何度見ても同じ演出はない。花火と音楽のコラボレーションは、想像をはるかに超える感動を与えてくれる。
 1月から3月には、毎週土曜に「花火物語」と題した花火イベントを開催する。たった10分間で約2,000発を打ち上げる。これも同じプログラムの日は一度とない。バレンタインや雛祭りなど、歳時記に合わせた異なるテーマで、毎週違った花火を楽しめる。花火を目的に温泉街を訪れるカップルや家族連れも多く、街は活気に包まれる。
 また、平成22(2010)年2月に日韓共同制作ドラマ「赤と黒」の撮影が下呂温泉街で行われ、その放送に合わせて大きな話題となった。
“韓流ドラマのロケ地”としての顔も持ち、人気を集めている。
下呂温泉

温泉+αを、楽しむ旅

下呂温泉
 人々は癒しを求め、名泉・下呂温泉を訪れる。名泉に浴するという目的以外にも、ここ下呂だからこそ楽しめるものが、実はたくさんある。そのひとつが、現在下呂温泉で展開している「Gプロジェクト」。地元・下呂の食材を使ったグルメやそれを扱う店舗を紹介した「G-ランチ&G-グルメ」や「G-スイーツ」。下呂製の名品を指す「メイドインG」、さらには「G-ナイト」や「G-ビューティー&リフレッシュ」など、あらゆる視点から“下呂ならでは”の品や店を集め、下呂ブランドとして発信している。
 花火の人気や「Gプロジェクト」の展開、韓国ドラマのロケ地としての話題など、下呂にはいつも爽やかな新風が吹き抜ける。「温泉があるからこその楽しみを広げたい」と話すのは、下呂温泉観光協会専務理事の滝康洋さん。花火ミュージカルの大会長もつとめる。「下呂温泉は、来た人の楽しみ方次第。どんな風にでも楽しめる。温泉としてのイメージが強すぎるが故に目立たない地域の宝を、もっともっとたくさんの人に知ってもらい、楽しんでもらいたい」。下呂には、温泉と共に堪能したい、多くの魅力がたくさんあるのだ。
 下呂温泉という、普遍的な魅力。そこに光るのは、地元民らの飽くなき探求心。それが、また新たな魅力を生む。湯と共に楽しみたい地域の宝を見つけに、ぜひ訪れてほしい。





DATA
所在地 下呂市     
アクセス <公共交通機関>
JR「下呂駅」下車すぐ

<お車>
東海環状自動車道「富加関IC」から国道41号線経由で約1時間45分
問い合わせ (一社)下呂温泉観光協会
岐阜県下呂市森922-6
TEL/0576-24-1000
http://www.gero-spa.com/

「下呂温泉(げろおんせん)」から巡る旅スタイル

苗代桜(なわしろざくら)

小坂(おさか)の滝めぐり

鶏ちゃん(けいちゃん)

龍の瞳