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町並み
多治見市・土岐市

美濃焼窯場めぐり

~本物と触れあう美濃焼産地の楽しみ方~


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産地の個性を生かした陶磁器祭りを3つの町で同時開催

▲駄知どんぶりまつり

▲下石どえらあええ陶器祭り

▲陶の里フェスティバルin市之倉

 美濃焼には1,300年の歴史がある。美濃焼の産地である土岐市の駄知町(だちちょう)・下石町(おろしちょう)、多治見市の市之倉町の3つの窯場は、良質な陶土と豊富な水資源、窯を作るのに適した盆地などを背景に、古くから陶磁器の産地として発展してきた。しかし、プラスチックをはじめとする近代的な素材に押され、伝統ある焼き物の需要は減少。決して先行きは明るくない。そこで企画されたのが「美濃焼窯場めぐり」だ。「産地で直に美濃焼を手にしてもらいたい」と、日ごろはライバル関係にある3つの町がそれぞれ趣向を凝らした体験イベントや廉売市を、毎年10月上旬に2日間開催している。
 駄知町で開催される「駄知どんぶりまつり」では、町内に窯元が軒を連ねる「窯元蔵出しめぐり」や1,000種類のどんぶりが並ぶ「どんぶり広場」など多彩な催しが繰り広げられる。下石町の「下石どえらあええ陶器祭り」は、ご当地キャラ「とっくりとっくん」を探し当てながらの窯元めぐりが人気だ。市之倉町では窯元や商社が出店する「蔵出し市」や「陶の里窯元ウォッチング」など見どころ満載の「陶の里フェスティバルin市之倉」が開催されている。


職人との交流を通じて焼き物に込めた思いやこだわりを感じる


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▲情趣あふれる煙突のある風景も現存している。

 窯場めぐりには、JR「多治見駅」「土岐市駅」と会場を結ぶシャトルバスが便利だ。多治見駅~市之倉、土岐市駅~下石~駄知を特別運行する。1つの会場、1つのエリアに狙いを定めるもよし、1泊して全会場を巡るもよし。産地の個性あふれる商品が目を楽しませてくれることだろう。市之倉町では、メイン会場の市之倉さかづき美術館で観光ボランティアガイドの派遣も行っており、窯元を巡りながら美濃焼の歴史や窯元の特徴などについて詳しいレクチャーをしてくれる。作り手の思いや仕事へのこだわりなどが聞けるのも、窯場めぐりならでは。地元の人と交流することで、美濃焼の新たな良さを発見できるだろう。


作り手と使い手がつながり、生まれる売り買いの楽しみ

▲「とっくりとっくん」は、下石町の
 あちこちで発見することができる。


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▲職人の技を間近で見学ができる。

 窯場めぐりの魅力は、その場で焼き物を直接購入できること。まとめ買いをして値引き交渉の掛け合いを楽しんだり、最終日ギリギリの値下げ競争を狙うのも廉売市ならでは。そして、普段ではなかなか見られない窯場特有の風情や焼き物に向き合う職人の凛とした表情を垣間見ることができる機会でもある。作り手が廉売市や窯場開放に意欲的なのは「直接お客さんと対話できること。物があふれている現代だからこそ、買うこと・売ることに楽しみを生み出したい」。そんな思いから、普段も窯場を開放し、自由に見学できるようにしている窯元もある。本物を知り、本物に触れる。これぞ産地ならではの楽しみ方だ。






DATA
所在地 多治見市・土岐市     
アクセス <公共交通機関>
JR多治見駅・土岐市駅から各祭り会場行き無料シャトルバスあり

<お車>
■陶の里フェスティバルin市之倉
中央自動車道「多治見IC」から約15分

■駄知どんぶりまつり
中央自動車道「土岐IC」から約20分

■下石どえらあええ陶器祭り
東海環状自動車道「土岐南多治見IC」から約5分

問い合わせ ■市之倉陶磁器工業協同組合
多治見市市之倉町2-180
TEL/0572-22-3719
HP/http://www.tohnosato.or.jp/

■駄知陶磁器工業協同組合
土岐市駄知町1898-2
TEL/0572-59-8101
HP/http://www.donburi.or.jp/

■下石陶磁器工業協同組合
土岐市下石町900-1
TEL/0572-57-6101
HP/http://www.kamamoto.jp/


「美濃焼窯場めぐり」から巡る旅スタイル

JUJU mortier(ジュジュモルティエ)波紋櫛目すり鉢

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