2016年12月07日
イベント グルメ 中濃エリア

ブロガーの紹介

美濃加茂市 井上周哉

美濃加茂市産業振興課の井上です!

新鮮なフルーツにおいしいお菓子、「スイーツのまち美濃加茂」の魅力をご紹介します!^^♪


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気分は太閤秀吉!?柿寺のお茶会で極上の干し柿に舌鼓!

堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき)

気分は太閤秀吉!?柿寺のお茶会で極上の干し柿に舌鼓!

平安時代から千年も前から続き、朝廷や歴代の将軍に献上され、「堂上」の名を冠する干し柿の極上品「堂上蜂屋柿」。
源頼朝、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など時の権力者を魅了した、究極の干し柿が味わえる、「堂上蜂屋柿茶会」を
ご紹介します!

知る人ぞ知るこだわりの逸品を、この機会に是非お召し上がりください^^

伝統の手仕事で芸術的な干し柿へ

  • 収穫された大玉の蜂屋柿がごろごろ

    収穫された大玉の蜂屋柿がごろごろ

  • 一面に並べられ追熟中~

    一面に並べられ追熟中~

  • 一つ一つ専用の皮むき器を使ってむいていきます

    一つ一つ専用の皮むき器を使ってむいていきます

  • 硫黄でくん蒸して、干す準備が整います

    硫黄でくん蒸して、干す準備が整います

  • 毎日の天候にあわせ柿を干します

    毎日の天候にあわせ柿を干します

  • だんだんと水分が抜け、手もみやニオボウキの出番です!

    だんだんと水分が抜け、手もみやニオボウキの出番です!

  • ついに、堂上蜂屋柿の完成です!

    ついに、堂上蜂屋柿の完成です!


極上の干し柿「堂上蜂屋柿」、その味も気になるところですが、、、どんな風に作っているのか、気になりますよね~?
ということで、堂上蜂屋柿ができるまでの工程を紹介します!!


蜂屋柿は美濃加茂市が原産で果実の大ぶりさに特色があり、「摘らい・摘果」の作業を経て一本の枝に一つの果実をつけることにより、
より大きな果実を作っていきます。


その大きさはなんと、400gを超えるものまで!!!


だいたい300g以上の大玉のものが「堂上蜂屋柿」と称されます。



収穫された柿は、少し柔らかくするために3日から7日ほど寝かせる「追熟」という工程に入ります。
蜂屋柿が一面に並んでいる姿は、とっても美しいです!


追熟が終わった柿は、「皮むき」を行います。

なんと、堂上蜂屋柿は
すべて手作業で作られますが、この皮むきも手で皮をむきます。
機械でむいてしまうと、堂上蜂屋柿の特徴である四角い形と大きさが無くなってしまうため、
丁寧に一つ一つの柿にあわせて手でむくことにこだわっています。


皮をむいた蜂屋柿は、皮をむいて3時間以内に、一つ一つ布で拭き渋を落とし、
仕上げに
「くん蒸」といって、硫黄の煙に15分ほどくぐらせます。
これにより、渋を落とし、美しい仕上がりの干し柿となります。

この硫黄の煙、吸い込むと、喉がとんでもないことになります!!!
ほんとに、ご注意を。。。(´д`;)



それが終わると、15日間ほどの「かげ干し・天日干し」の工程へと進みます。
この間、その日の天候に合わせて、毎日、一つ一つの柿に手をかけていく。

柿の水分を抜き、甘みを凝縮させていく、「天日干し」の工程にも蜂屋町に伝わる伝統技法が施されます。


その技法のひとつが「手もみ」です。
柿の乾燥状態を見極め、一つ一つ柿を指でなでていき、水分を均一化させ、柿をやわらかく仕上げます。

そして、仕上げの段階に行う「ニオボウキがけ」
ニオボウキというわらで作った小さなほうきで柿の表面をやさしく掃き、細かな傷をつけることで糖分が
白い粉となって表面に浮き出てきます。

この作業にはやはり、長年の経験とカンが必要で、伝統技法といわれる所以だと思います。
我が家でも、もらった柿で干し柿を作りますが、だいたい、真っ黒でカッチカチな干し柿になってしまいます^^;


そして、ついに!!!
生柿の状態から約40日間、、、わが子のように毎日付きっきりで作り上げられた

「堂上蜂屋柿」が完成!!!



例年12月1日にJAめぐみの蜂屋支店で予約が開始され、12月の中下旬ごろから出荷されて、
堂上蜂屋柿を待つ方のもとへ届けられます。


これだけの手間がかかっているだけあって、生産量は多くなく、基本的に予約販売のみで、12月1日の予約開始日には日が昇る前から並ぶ方もいらっしゃるほど。
価格はものによって違いはありますが、お高いものだと、一つ2,000円ほどのものもあるんです。
これだけ高級品なため、お歳暮などの贈答品として買われる方が多いそうです。


地元に住んでいる方でさえ、正真正銘の堂上蜂屋柿はなかなか口にできない、幻の逸品となっています。

堂上蜂屋柿と一服のお茶で過ごす「極上のひととき」

  • 今年は4つのお茶席が設けられます

    今年は4つのお茶席が設けられます


堂上蜂屋柿の産地である美濃加茂市蜂屋町には、室町時代に創建された瑞林寺(ずいりんじ)という禅寺があり、室町幕府10代将軍の足利義植に蜂屋柿を献上し、「柿寺」の称号を与えられたところから、別名「柿寺」の名前で親しまれています。


ちなみに瑞林寺は、「蜂屋大仏」という総高481cmもの大きな木造弥勒物坐像があり、そのほかにも県や市の文化財が多くある、お寺なのです。


そんな「柿寺」では、毎年1月第2日曜日に、極上の堂上蜂屋柿とお茶をたしなむ「堂上蜂屋柿茶会」が開催されます。

20年以上前から続くこのお茶会は、毎年、様々な流派のお茶席がいくつか設けられ、どなたでも気軽に堂上蜂屋柿とお茶を楽しむことができます。


今年の柿茶会の情報は以下のとおりです。 

参加に必要な呈茶券は事前販売のみのご提供なのでご注意ください。

あと、懐紙を持っていかれると良いかと思います。
以前、私は、懐紙をもって行くのを忘れ、隣のやさしい御婦人にいただきました。。。^^;



「平成29年堂上蜂屋柿茶会」DATE

主 催:美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会

日 時:平成29年1月8日(日)午前9時30分~午後3時30分

場 所:瑞林寺(美濃加茂市蜂屋町9-1 TEL:0574-26-1847)

参加料:2,000円(呈茶券・・・茶券2枚・点心券1枚)
     ※呈茶券は事前販売のみで瑞林寺、JAめぐみの蜂屋支店で購入できる。

茶 席:佐光さち子 社中 (松尾流)
     曽我千恵子 社中 (表千家)
     村瀬はるみ 社中 (黄檗松風流)
     わらべの会 (MT夢クラブ) ※市内の子どもたちのクラブ活動

お問い合わせ:瑞林寺(TEL:0574-26-1847)、JAめぐみの蜂屋支店(0574-25-2902)



極上の干し柿とお茶を一服。
是非、美濃加茂市の柿寺で贅沢な時間をお過ごしください。