清流の国ぎふの鮎料理

鵜飼鑑賞、鮎のつかみ取りなど、おもしろ体験が満載!
岐阜県を流れる清流で育まれた鮎。シーズンになると県内各地では鵜飼などの鮎漁や鮎釣りが盛んに行われます。夏から秋にかけて人気の「観光ヤナ」には、多くの人が鮎料理や鮎漁体験を求めて訪れます。季節ごとの美味しい鮎料理や、鮎に関するオススメのお土産などを紹介します。
岐阜の歴史や食文化と深く結びついた鮎
日本三大清流のひとつ長良川。そこでは多くの人々の暮らしの中で清らかな水質が保たれ、清流のシンボルとされる鮎が育っています。今でも1300年の歴史を誇る「鵜飼」は多くの人を魅了する観光イベントとして残り、御料鵜飼で獲れた鮎は皇室や伊勢神宮へ奉納されています。鮎寿司、鮎の形をイメージした和菓子、鮎の昆布巻きなどは「岐阜の味」として全国的に有名です。地域の歴史や食文化と深く結びついた「清流長良川の鮎」は2015年12月に世界農業遺産に認定されました。また、長良川水系の郡上地域で獲れた天然鮎だけが「郡上鮎」と命名され、全国の食通の間でも有名になっています。
定番の「塩焼き」から、「鮎の炊き込みご飯」「鮎の天ぷら」などをご賞味あれ
岐阜県各地では様々な鮎料理を堪能することができます。甘みのある鮎の身をちょうど良い塩加減でじっくり焼き上げた「鮎の塩焼き」は、誰もが“美味しい!“と思わず微笑む定番料理。鮎の旨味を存分に味わえる「鮎の炊き込みご飯」や「鮎雑炊」はごはんとの相性が抜群です。鮎のホクホクとした身が絶妙な「鮎の天ぷら」、岐阜県の庶民の味として愛された「鮎フライ」は味わい深い一品です。鮎を白焼きにした後に味噌をつけて軽く炙った「魚田(魚の田楽)」、鮎の一夜干しをじっくり焼き上げてラーメンにのせて味わう「鮎ラーメン」など、こだわりの鮎を使った料理が豊富に揃っています。関市ご当地グルメとして知られる新鮮な鮎刺身の薄造り「関あゆてっさ」にも注目です。岐阜県内の旅館には、これらの鮎料理を提供しているところもあります。お酒にもよく合う鮎料理が豊富な岐阜県で、夏~秋の旅を満喫してください。
PICK UP!

季節ごとの美味しい鮎の食べ方

季節ごとの美味しい鮎の食べ方

若鮎、成魚、子持ち鮎など、それぞれ違った料理で味わってみて!

岐阜の鮎はシーズン中でも獲れる時期により違った味わいが楽しめます。6~7月に獲れる若鮎は小ぶりで骨が柔らかいため、丸ごと食べられる「天ぷら」などがおすすめ。7~8月に獲れる成魚は脂が乗った旨味が特徴。定番の「塩焼き」で決まり!タテ串でじっくりと焼くことによって余分な水分が落ちて旨味が凝縮されて、より一層美味しくなります。8月以降はたっぷりと卵を抱えた子持ち鮎!塩焼きはもちろん、地元料理の「魚田(魚の田楽)」「甘露煮」でも味わってみてください。

大人も、子供も、大盛り上がり!鮎のつかみ取り体験
川の流れを堰き止めて、木杭や竹で組んだ仕掛けに川魚を流し込む伝統漁法「ヤナ」。鮎がやってくる6月下旬から10月上旬頃には夏の風物詩「ヤナ漁」が盛んに行われます。鮎のつかみ取り体験や、獲れたての鮎をまるごと味わうことができるなど、岐阜ならではの体験が楽しめます。県内には「美山観光ヤナ」「板取川洞戸八幡ヤナ」など数多く点在していて、シーズンになるとファミリーや仲良しグループなどで盛り上がっています。夜までオープンしていて川のせせらぎを聞きながら酒宴ができる観光ヤナもあり、大人のお客様に好評。古くから地元の人たちに受け継がれてきた清らかな川の幸を味わってみませんか?
シーズン前に、お気に入りの川の鮎釣り解禁日をチェック!
岐阜県が誇る清流には絶好の鮎釣りスポットがたくさんあります。初夏から晩秋にかけての鮎釣りシーズンには全国から釣り人が訪れてきます。川ごとに釣り解禁日が違うので行く前に必ずチェックしてください。鮎釣りには入漁券が必要です。地元の釣具店などで購入することを忘れずに!県内には鮎釣りを楽しみながらアウトドアライフを満喫できるキャンプ場が多数。例えば「鮎の里ほらど」「迎島バンガロー」などは夏になるとキャンプ好きの人達で賑わいます。自分で釣り上げた鮎を、その場で調理して食べることができるのもキャンプ場の魅力です。郡上市の道の駅に隣接した「清流長良川あゆパーク」では、漁業体験などを通じて、自然とふれあいながら楽しく学ぶことができます。
酒の肴から銘菓まで、豊富に揃ったお土産の数々
人気の鮎関連のお土産を一挙紹介!鮎の内臓を使用した塩辛「うるか」はお酒のおつまみとして最適です。このわた、からすみと共に日本三大珍味の一つに数えられることもあります。柔らかく炊き上げた「鮎の甘露煮」、卵がびっしりと詰まった「子持ち鮎の昆布巻き」なども多くの人に愛される一品です。また、岐阜県では鮎の形をしたお菓子「鮎菓子」が多く作られ、名産品として親しまれています。カステラ風の生地に求肥(ぎゅうひ)や餡やなどを包んだ和菓子で、清流長良川の鵜飼にちなんで作られ、小さくてかわいいデザインが好評。「若鮎」「のぼり鮎」などさまざまな名前がつけられていて面白いと評判です!鮎漁の解禁の時期に合わせて、初夏限定の商品もあります。岐阜の旅の思い出や贈り物にもおすすめの逸品です。