ぎふの旅ガイド

「関ケ原合戦　決戦前夜大垣城」1600年に起こった「天下分け目の戦い・関ケ原合戦」では、西軍・石田三成の本拠地になるなど、歴史的にもとても重要な拠点となった大垣は、俳人・松尾芭蕉の紀行「奥の細道」の”むすびの地”となるなど、歴史と文化が息づくまちです。

全国的にも珍しい4層の天守を持ち、「城下町・大垣」のシンボルとして市民に親しまれている大垣城。

慶長5年(1600年)の関ケ原の戦いでは西軍・石田三成の本拠地にもなり、壮絶な攻防戦が繰り広げられました。

松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」を紹介する「芭蕉館」、幕末の先賢の偉業を紹介する「先賢館」、観光情報や芭蕉関連施設を紹介する「観光・交流館」の3館と、大垣藩藩老・小原鉄心の別荘で、市指定文化財である「無何有荘大醒榭」から構成されています。

370年余の伝統を誇る大垣まつりは、大垣八幡神社のお祭りで、毎年5月15日直前の土曜日、日曜日に行われます。

13両の軕が華やかに曳きまわされるこのお祭りは、国重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に指定・登録され、世界に認められています。

大垣の冬を幻想的な光で彩る「城下町大垣イルミネーション」。大垣駅通り一帯を、さまざまなイルミネーション装飾で光り輝く空間に演出します。

5月から9月頃に老舗で販売される大垣の夏の風物詩「水まんじゅう」。

大垣の水にさらしたアクのない餡をくずで包み、冷やし固めて水ごと食べるもので、見た目も食感も涼味満点です。

大垣城の外堀でもあった水門川沿いに設けられた遊歩道“ミニ奥の細道”。大垣駅東の愛宕神社から奥の細道むすびの地まで、全長2.2kmのコースには、芭蕉が奥の細道紀行で詠んだ句の句碑が建てられており、ミニ奥の細道の風情が楽しめます。

木枡（三勺枡）を使った通行手形と西美濃通行手形券（6枚綴り）を携行すると、参加店舗でのサービスが受けられ、「大垣城」などの文化施設に無料で入館できます。また、とくとくチャンスとして、年に2回の抽選で各33名様に西美濃名産品があたります。

関ケ原の戦いの際、石田三成に仕えた武将・山田去暦の娘「おあむ」がたらいに乗って落城目前の大垣城から脱出したという物語にちなんで、大垣市ではたらいを模した舟による川下りや乗船体験を開催しています。

●電車でのアクセス　　

（東京首都圏から）JR東海道新幹線「名古屋」下車、JR東海道本線「大垣」下車

（大阪から）JR東海道新幹線「米原」下車、JR東海道本線「大垣」下車

●車でのアクセス　　　

名神高速度道路　　大垣IC

東海環状自動車道　大垣西IC