ぎふの旅ガイド

日本三名泉の一つ「下呂温泉」を筆頭に、奥飛騨温泉郷や長良川温泉など数々の名湯があります。泉質も良く、ロケーションごとに違った楽しみができる岐阜の温泉はリピーター達を惹きつけてやみません。それぞれの温泉地の特徴を一挙ご紹介。

美しい自然に囲まれた岐阜県は、山あり、川あり、畑ありと豊かな環境の中で、自然を満喫することができます。ラフティングなどのアクティビティから、標高3,000m級の山々への登山やガイド付きのトレッキング、パウダースノーが特徴のスキー場、野菜・果物収穫体験など年間を通じて楽しめます。

日本の原風景を感じることができる世界文化遺産の白川郷をはじめ、観光地としても名高い飛騨高山、馬籠宿、郡上八幡などは江戸時代に建築された建物が今も使われており、情緒あふれる街並みを見ることができます。それぞれの街の名所を巡りながら歴史を感じてみてはいかがでしょうか。カフェやお土産店も充実していますよ。

天然素材が活かされ、伝統工芸品としても数多くのブランドを確立している岐阜県。美濃焼、美濃和紙、飛騨木工の家具から刃物まで、歴史に裏打ちされた匠の技が光る実用的な道具が特徴です。他にも飲食店のショーケースに飾られている食品サンプルの一大産地としても有名です。実用品からちょっと楽しいアイテムまで喜ばれるお土産が目白押し。

岐阜のグルメといえば全国的な知名度も高い飛騨牛や鮎料理。朴葉を使った味噌焼きや押し寿司などの郷土料理も人気です。日本屈指の軟水で仕込んだ日本酒も地酒ファンの心を掴み、酒蔵めぐりには毎年多くの人が訪れます。栗や柿の産地としても有名で、特に銘菓「栗きんとん」は東美濃エリアを中心に、秋の風物詩になっています。

岐阜県には世界文化遺産「白川郷」をはじめ、無形文化遺産の「本美濃紙」や高山祭、古川祭、大垣まつりの屋台行事、世界農業遺産「清流長良川の鮎」など、世界に誇る”遺産”がたくさんあります。これらは、長い間地域で大切に守り、受け継がれてきたもの。岐阜県を旅すれば、今も脈々と歴史を刻み続けていることが感じられ、非日常を体験できます。