明知城跡
あけちじょうせき
明知遠山氏の居城 明知城跡
明知城は、恵那市南部では岩村城に次ぐ規模の城郭である。明知遠山氏代々の居城であった。明知遠山氏は、織豊期に一時この地を離れるが、慶長五年(一六〇〇)の関ヶ原の合戦後に復帰する。江戸時代には旗本となり、存続した。
城跡は現在公園となり、散策道も付けられている。石垣は多く見られないが、多くの曲輪、堀切等が良好に残されている。
特徴的なのは、主要な曲輪の周囲に設けられた「畝状竪堀群」と呼ばれる遺構である。これは斜面に平行するように設けられた堀(横堀)と、斜面に直行するように設けられた複数の堀(竪堀)を組み合わせたものである。斜面を伝って進入しようとする敵兵の動きを封じる目的で築かれた。
畝状竪堀群を持つ城郭は、恵那市域でもごく限られており、その築かれた時期も今のところ定かではない。
基本情報
住所 | 〒509-7700 岐阜県恵那市明智町 | |
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電話番号 | 0573-54-2111 | |
アクセス | 明知鉄道明智駅から本丸まで徒歩35分 | |
駐車場 |
普通乗用車: 10台
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備考 | 県道66号側入口付近に駐車場あり |
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