岐阜の旅ガイド

雄大な自然と古くからの歴史が織りなす癒しの旅先、飛騨エリア。岐阜県の北部に位置するこの地域は、高山市・飛騨市・下呂市・白川村の3市1村からなり、それぞれの個性豊かな魅力で訪れる人々を惹きつけます。

エリア内には、江戸情緒が残る飛騨高山の古い町並、日本三名泉の一つである下呂温泉、そして世界に誇る白川郷の合掌造り集落など、人気観光スポットが点在。北アルプスの四季折々の風景や、古き良き日本を感じられる伝統文化、飛騨牛をはじめとしたグルメなど、たくさんの魅力にあふれた地域です。

飛騨は豊かな自然に育まれた絶品グルメの宝庫です。

まず外せないのが「飛騨牛」。ステーキやしゃぶしゃぶ、握り寿司など様々な食べ方で、とろけるような口どけと上品な旨みをご堪能ください。

飛騨のソウルフード「鶏（けい）ちゃん」は、味噌や醤油で味付けした鶏肉と野菜を炒めたスタミナ満点の一品。「漬物ステーキ」は、漬物を鉄板で焼くという雪国ならではのユニークな料理です。朴の葉の上で味噌とネギなどを焼いた郷土料理「朴葉（ほおば）みそ」は、ご飯やお酒と相性抜群。どれも地元の旅館や飲食店で味わうことができます。

麺類好きには、あっさりとした醤油スープと細めのちぢれ麺が特徴の「高山ラーメン」もおすすめ。また、清流が育む「鮎」は、岐阜を代表する味覚です。特に夏から秋にかけては、塩焼きや甘露煮など様々な調理法の鮎料理を楽しめます。

おいしい食事は旅の醍醐味の一つ。素朴で奥深い味わいの飛騨グルメを、心ゆくまで満喫してください。

飛騨へ旅行に来たら、思い出とともに地元ならではのお土産を持ち帰りませんか？

一枚一枚丁寧に焼き上げられる「味噌煎餅」は、優しい甘さでどこか懐かしい味わい。飛騨産の野草グラノーラをトッピングしたものや、季節限定の商品もあり、お子様からお年寄りまで幅広い世代に喜ばれます。

お酒好きの方は、北アルプスの伏流水と冷涼な気候が造り上げる「飛騨の地酒」がおすすめ。伝統的な酒蔵が多く、個性豊かな銘柄が充実しているため、好みに合わせて選ぶことができます。

そして意外と知られていないのが「飛騨のお米」。昼夜の寒暖差が大きい環境で栽培されるお米は、甘くてふっくらとした食感が特徴。国内外から高く評価されているお米を、ぜひご自宅でもご賞味ください。

定番のお土産「さるぼぼ」は、災いが去る（さる）、病が去る（さる）に通じる縁起物として、古くから親しまれてきた愛らしい人形です。他にも、飛騨の木工品や民芸品など魅力的なお土産が充実。とっておきの逸品を探してみてはいかがでしょうか。

一年を通して様々なイベントが開催される飛騨エリア。

ユネスコ無形文化遺産に登録された「高山祭の屋台行事」「古川祭」や、夏を彩る「下呂温泉まつり」、歴史ある「どぶろく祭」など、観光客も楽しめる行事がたくさん行われます。

冬には、音楽に合わせて花火が打ち上がる「下呂温泉花火ミュージカル」、幻想的な「三寺まいり」といった、雪とのコラボレーションが美しいイベントも。

季節を変えて何度でも通いたくなる、それが飛騨なのです。

◆東京から

【JR】

・北陸新幹線「かがやき」＆特急ひだ／東京駅ー富山乗換ー高山駅まで約3時間40分

・東海道新幹線「のぞみ」＆特急ひだ／東京駅ー名古屋乗換ー高山駅まで約4時間5分

・「特急あずさ」＆特急バス／新宿駅ー松本経由ー松本バスターミナルー高山濃飛バスセンターまで約5時間

【高速バス】

バスタ新宿ー高山濃飛バスセンターまで約5時間45分

◆大阪から

【JR】

東海道新幹線「のぞみ」＆特急ひだ／新大阪駅ー名古屋乗換ー高山駅まで約3時間10分

【高速バス】

近鉄難波駅西口（OCATビル）ー高山濃飛バスセンターまで約5時間40分

◆名古屋から

【JR】

特急ひだ／名古屋駅ー高山駅まで約2時間20分

【高速バス】

名鉄バスセンターー高山濃飛バスセンターまで約2時間50分

◆飛騨地域内の所要時間（マイカー・レンタカー利用の場合）

・高山ー白川郷：中部縦貫自動車道・東海北陸自動車道で約50分

・高山ー飛騨古川：一般道（国道41号）で約30分

・高山ー下呂温泉：一般道（国道41号）で約60分

飛騨地域観光協議会は、高山市・飛騨市・下呂市・白川村の3市1村および岐阜県で構成され、地域が一体となって観光振興に取り組んでいます。豊かな自然や多彩な伝統文化といった飛騨地域の魅力を広域的に発信し、国内外からの観光客誘致や受入体制の整備を進めることで、交流人口の増加と地域の活性化を目指しています。

◆お問い合わせ先

飛騨地域観光協議会事務局

飛騨市役所 商工観光部 まちづくり観光課

Tel: 0577-73-7463