ぎふの旅ガイド

伊奈波神社には1900年以上もの歴史があり、初詣は地元住民のみならず、遠方から訪れる参拝者も後を絶ちません。境内には多くの摂社が点在しており、厳かで神聖な雰囲気に包まれた本殿や拝殿、楼門は壮大で、思わず息をのむこと間違いなし。特に強力なパワースポットと評されている「黒龍社」は、マストで立ち寄って。

「おちょぼさん」の愛称で親しまれている千代保稲荷神社は、「商売繁盛」や「家内安全」などのご利益があると言われ、大晦日から元日にかけて多くの参拝者で賑わいます。神前に油揚げを奉納し、参拝する人も多く、参道には土産物屋や飲食店もあり、参拝後には様々なお楽しみがいっぱいです。

美濃國一の宮として古くから崇拝される南宮大社。金山彦大神という金属の神様を祭ることから、「金運上昇」や「商売繁盛」を願う多くの人々が参拝します。社殿は関ケ原の合戦で焼失しましたが、美濃国出身の春日局の願いを受け、三代将軍・徳川家光公が再建。鮮やかな朱塗りが特徴的で、南宮山の四季折々の自然と相まって、訪れる人の目を楽しませてくれます。

ご本尊は十一面観世音菩薩で、「谷汲さん」の名で親しまれている谷汲山 華厳寺は、桜や紅葉の名所としても有名です。岐阜県のお寺や神社の中でも、たくさんの人から初詣に選ばれる人気のお寺であり、「結願」や「満願」のお寺として、毎年多くの人が訪れています。お正月の期間は、門前町から境内までとても活気に溢れ、新年の雰囲気を感じることができますよ♪

清らかなる水源を司り、農業の祖神・延命（健康）長寿の守護神として、古くから飛騨人の心のよりどころとなってきた飛騨一宮水無神社。分水嶺に鎮座する水分神として「子授け」「安産」を、交通の要衝に鎮座する交通神として「交通安全」などのご利益があり、日本各地から多くの人が参拝に訪れます。境内は四季折々の美しい姿を見せてくれる他、女性の幸せを祈願する「飛騨生きびな祭り」や例祭などのイベントも盛んで、地元の人々からも愛されています。