【秋の郡上八幡 グルメ旅】1泊2日コース
観光列車「ながら」のランチプラン・郡上サイダー・栗パフェ・お宿の美味しい夕朝食・うなぎ...

- 所要時間
- 1泊2日
- 交通手段
- 列車・徒歩
燃え上がるような紅葉に包まれる郡上八幡城とともに、あなたの五感を刺激します! 今回は、名古屋から鉄道を利用して郡上八幡に旅します。
観光列車「ながら1号」ランチプラン!
“食堂車の旅”のはじまり!
特急「ひだ」号を降りて改札口を通り左手を見ると、長良川鉄道の美濃太田駅ホームへと下る階段があります。その階段を下りて、10時45分発の長良川鉄道の観光列車「ながら1号」に乗車します。
「都ホテル岐阜長良川」の料理長が考案した和食をテーブル席で堪能しつつ、車窓には長良川の水のかがやき。清流・長良川をゆっくり遡りながら、列車は目的地の郡上八幡駅に向かいます。心地よい揺れの中での食事..至高の体験が始まります!
ランチプランのほか、ビュープランがありますが、いずれも事前予約が必要です。詳しくは、長良川鉄道観光列車「ながら」特設サイト でご確認ください。
※ 記載は、令和7年10月1日現在の運行時刻です。

郡上八幡駅
ノスタルジックな駅にようこそ
12時16分に、郡上八幡駅に到着しました! 1929年開業当時の外観の姿に復元した駅舎、木のぬくもりと安らぎをあふれる待合室、窓ガラス越しのきっぷ売り場、旅人にやさしい駅係員さんが立つ改札口。昭和世代には、どこか懐かしい光景です。
駅構内の「駅舎カフェ」では、モーニングから軽食、麺類、お昼向きのセットメニュー、ドリンク等を豊富に提供しているほか、郡上八幡のお土産を買うこともできるので、便利な駅ですよ!
※ 令和7年10月1日現在の運行時刻を記載しています。

郡上八幡城
紅葉の季節は“天守炎上”
まずは体力のあるうちに、郡上八幡城を目指します。
別名・積翠城(せきすいじょう)とも呼ばれる、緑の山々に囲まれた山城ですが、紅葉の時期は、「天守炎上」と謳われる圧巻の紅葉に包まれます!

郡上八幡天然水サイダーで水分補給!
いわゆるご当地サイダーの一つです
さわやかな秋でのお城観光ですが、勾配のある道の上り下りは、適度に汗をかきますね。ゆるやかに続く、やや長い下り道をおりたら、ちょっと一休みをしたいところ。
ちょうど目の前に、郡上八幡のバスターミナル「郡上八幡城下町プラザ」が見えてきました。身体が思わず中に吸い込まれると、冷えきった「郡上八幡天然水サイダー」を発見! ごくり! 「うまい、もう一杯!」

郡上八幡博覧館
春が来ても 夏が来ても 秋が来ても 冬が来ても 僕にはもう郡上おどりしかない
郡上八幡は歴史と職人の技の街です。旧税務署庁舎を利用したこのミュージアムでは、郡上八幡の魅力を、歴史・水・技・郡上おどりのコーナーに分けて、分かりやすく展示・紹介しています。
なお、博覧館2階では、土日祝を中心に、日本三大盆おどりの一つ、郡上おどりの実演を行っています。郡上おどり開催期間外の秋であっても、郡上おどりの熱気に没入!
※ 開催日・開催時刻等は博覧館のWebサイトからご確認ください。

ガイド付き散策ツアーで郡上八幡の街並み散策
あえて、まちなみ観光案内人のガイドで
郡上八幡博覧館の入館者には、オプションとして、“まちなみ観光案内人”による予約制の、ガイド付き散策ツアーを利用することができます(約80分間)。
自分のペースでぷらぷらと街歩きをする旅も楽しいのですが、本日は、八幡の街の達人に、楽しくご案内をいただくこととしました。
※ご利用には、郡上八幡博覧館のご入館が必要となります。詳しくは、郡上八幡博覧館Webサイトの「まちなみ観光案内人 」 ページをご確認ください。

郡上の料理人が腕をふるう料理に舌鼓!
少し早いのですが、本日のお宿にチェックイン! お部屋の中で、のどかな時間をすごすことができるのも、明るい時間にお風呂に浸かることができるのも、非日常感に満ち溢れる、旅の醍醐味ですね。
郡上鮎? 飛騨牛? 天然猪肉?...秋の夕食は何であるのか、いただきます!

やなか水のこみち
昨日、まちなみ観光案内人にガイドいただいたので、本日は、余裕をもって街歩きを楽しめます。街中にある新町通りを歩いていると、「やなか水のこみち」が見えてきました。郡上八幡のシンボル的なスポットで、玉石を敷き詰めた道と、その脇を流れる水路、柳の木立により風情あるひとときを過ごすことができます。

慈恩禅寺
慶長11年(1606年)に八幡城主・遠藤慶隆が建立した臨済宗の寺院です。境内にある「荎草園」(てっそうえん)は雄大な岩山を背景とし、中央に弁財天を祀る市指定の名勝庭園です。
庭園内に豪爽に響き渡る滝の音は、庭園と観る物を結びつける。芽吹きの春、涼やかな青モミジ、錦秋の彩り、そして冬の雪景色など、四季の趣きを堪能できます。郡上八幡の観光スポットとして外せませんよ!

郡上八幡旧庁舎記念館
八幡町役場旧庁舎は市街地のほぼ中央に位置し、昭和11年に建てられた洋風建築で、木造2階建てです。
平成6年まで八幡町役場として使われていましたが、平成11年に「郡上八幡旧庁舎記念館」としてリニューアルオープンし、郡上八幡の総合観光案内所として活躍しています。
館内には、観光案内所があるほか、お土産・特産品販売コーナー、軽食コーナー、無料休憩所があります。ぜひお立ち寄りください。

いがわこみち
郡上八幡旧庁舎記念館近くを流れる用水路で、鯉や川魚が泳いでいます。家の裏手を流れ、用水の途中には共同洗濯場が3箇所あり、近所の方々の社交の場にもなっています。昔ながらの暮らしの風景に水がとけこむ風情のある小径です。

水のきれいな八幡だから、お昼は「うなぎ」で決まり!
透明感の高い水、キラキラと光る川面...。
大きな川の流れ(町の東西を流れる吉田川)から小さな流れ(やなか水のこみち)まで、郡上八幡の印象づける一つが「水」。
きれいな水の流れを見ていると、やっぱり昼食は「うなぎ」ですね! 郡上八幡の街中には、複数の鰻屋さんが営業しています。

さんぷる工房
郡上八幡と言えば、食品メニューのさんぷる
食品さんぷるで有名な郡上八幡。
このさんぷる作りを体験できるお店が町中に2軒ありますが、今回は、吉田川の宮ヶ瀬橋にほど近い(橋本町内に所在)「さんぷる工房本店」に行きます。人気の、天ぷらのさんぷる作りを体験した後は、併設のレトロアート館で温故知新!
※ さんぷる作りをする場合、事前予約がおススメです。詳しくは、「さんぷる工房 - 郡上八幡・食品サンプル創作館」サイトをご確認ください。

栗パフェでブレイクタイム
宗祇水の近くに、思わず誘われました
室町時代の連歌師・宗祇が、郡上領主である東常縁から古今伝授の奥義についての講義を受け、京へ戻るとき、師弟2人が歌を詠み交わしたのが、郡上八幡の観光スポットの一つである宗祇水です。
この宗祇水のすぐそばに、郡上おどりのポーズをあしらったパフェで有名なお抹茶処があります。秋には「栗パフェ」のメニューがありますよ!

ゆら~り眺めて清流列車2号
栗パフェを堪能し、心も満足、おなかもまんぷく。では、そろそろ帰ることにしようかと、涼風にあたりながら郡上八幡の駅へ。
駅構内でおみやげ品を買ったのち、帰路は15時3分発の「ゆら~り眺めて清流列車2号」に乗車。
ジリジリジリジリジリジリジリジリ....と懐かしい響きの発車ベルに、思わず、星野鉄郎とメーテルの別れを思い出します。
絶景ポイントでは、速度を落として運行するので、長良川の清流を満喫できますよ!
美濃太田駅には16時37分に到着します。
※ 記載は、令和7年10月1日現在の運行時刻です。




















