五平餅に朴葉味噌に高山ラーメン・・・まだまだあるぞ!郷土の味。岐阜に来たら、コレを食べなきゃ始まらない必食グルメを紹介!
外国人も行列!?人気の高山ラーメン
「年越しラーメン」文化が根づく地で愛された一杯
飛騨高山で地元の味として定着している「高山ラーメン」。鶏ガラベースのあっさりとした醤油味に、極細ちぢれ麺を合わせた一杯は懐かしい味わいです。地元では「中華そば」と呼ばれていて、メンマ、チャーシュー、ネギというシンプルな具材をのせて提供されています。年越しそばのかわりに年越しラーメンを食べる家庭も多いというこのエリア。高山の町並みではラーメン店が数多く軒を連ね、人気店では地元のラーメン好きや外国人などの観光客で行列ができるくらいに賑わっています。大ヒット映画「君の名は。」の主人公が食べていたことでも注目されました。ラーメンを愛する地で本場の「高山ラーメン」を味わってみてください。
地元の必食グルメ!五平餅&ぎふのみだらし団子(みたらし団子)
町歩きの休憩時に手軽に食べられる伝統の味をどうぞ!
東濃地方を中心に広く親しまれる「五平餅」。お米をつぶしたものを串に巻きつけてタレを付けて焼いた郷土料理です。醤油や味噌をベースとしたタレが香ばしく、素朴な味わいが美味しいと評判となっています。連続テレビ小説『半分、青い。』で注目され、全国的に有名になりました。飛騨地域で食べられる「みだらし団子」は昔から受け継がれた地元の味。醤油味を付けて焼き上げていて、水飴のような甘いタレは掛かっていないことが多いのが飛騨地域の味です(甘い地域もあります)。この地域では1串に団子の玉が5個付いていて(通常4個の場合が多い)、発祥の地とされる京都下鴨神社で作られたものと同じと言われています。
旅館の朝食で食べたい!朴葉味噌&赤かぶ漬け
地元の食材をうまく使った”郷土の味“を堪能しよう
老舗旅館や有名な温泉宿で食べたい郷土の味を紹介します。朴の木の葉っぱの上で伝統味噌と刻みネギを混ぜて焼きながら食べる「朴葉味噌」。お宿によってはそれを飛騨コンロに乗せ、地元野菜やきのこなどを一緒に焼くこともあります。朴葉の香ばしい香りが食欲をそそり、ご飯が進みます。また、少し贅沢に飛騨牛と一緒に味わう朴葉味噌焼きはご当地メニューの定番です。飛騨・美濃伝統野菜として知られる飛騨紅かぶ等を長い冬の間じっくりと漬け込んだ「赤かぶ漬け」。ほどよい酸味と甘い香りでごはんとの相性が抜群!朝食の箸休めとして人気の一品です。全国的にも珍しい塩のみで漬け込んだ名産品はお土産にもオススメです。
鶏ちゃんvs漬けステvs神岡とんちゃん
岐阜県民が愛してやまないソウルフードたち
絶対に地元で味わってほしいご当地グルメを紹介。下呂市、郡上市、中津川市を中心に昔から愛される地元の味「鶏ちゃん」。醤油、味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツなどと一緒にアツアツの鉄板で焼いて食べる逸品です。飛騨高山地方の家庭の味として有名な「漬物ステーキ」。白菜などの漬物を鉄板の上で焼き、卵でとじると出来上がり!塩味の漬物と卵のバランスが絶妙です。お酒のおつまみとして地元の居酒屋では人気メニューとなっています。飛騨市神岡町で親しまれるソウルフード「神岡とんちゃん」。にんにくを効かせた秘伝の味噌ダレで味付けされた国産牛ホルモンと野菜を炒めて食べるスタミナ料理です。どれも一度食べたらクセになること間違いなしの名物グルメです。
まだまだあるよ!隠れた名物
地元産の“ごちそう“がいっぱい!
知る人ぞ知る地元で愛される名物グルメを一挙紹介します。郡上地みそを隠し味にして出来た「奥美濃カレー」、清らかな庄川の恵みによって育まれた「荘川そば」、飛騨高山地方の定番総菜として知られる「ネギ味噌天ぷら」などは、ぜひ地元で味わってほしい“ごちそう“たちです。刀匠や鵜匠、美濃焼の陶工たちが精をつけるために食べていたと言われる「関市のうなぎ」「多治見のうなぎ」は清流が育てた抜群の美味しさ!また、ハヤシライス生みの親ゆかりの地、恵那市の「えなハヤシ」、山県市の「山県ハヤシライス」も懐かしい味で、観光客から大好評です。ほかにも、特産品のにんじんと松の実を入れた「各務原キムチ」は町おこしに一役買い、近畿大学が飛騨の山奥のミネラル豊富な地下水を利用して養殖している「飛騨トラフグ」は新たな名産品として注目されています。