地元レポーター発!旅のコラム

岐阜県産のアレをつかったクラフトビール〈13選〉

高橋 尚美
高橋 尚美
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 暑い夏にキリっと冷えたビールは格別ですね。ここ数年は、クラフトビールのブームで全国津々浦々に個性豊かなブルワリーが誕生しています。もちろん、ここ岐阜県でも同じ。地域の特色を生かしたブルワリーによるユニークなクラフトビールが次々と生まれています。

 今回は、副原料に「岐阜県産」が使われているクラフトビール13本を独断でセレクト。いずれも瓶に入っていて持ち運びができ、本体価格が800円以内のお手頃なプライス感で買えることを条件に選びました。

1〈白川郷・米〉飛騨ホワイト ライトエール

  • 青いボトルに白と青であしらった「さるぼぼ」が涼しげ。
  • 世界遺産「白川郷」の清らかな水で育ったお米をイメージして飲みました。

 まずは、世界遺産「白川郷」のお米を使ったライスエール。口に含むとお米のほんのり甘い香りを感じられます。ホワイトビールの原材料となる小麦麦芽を使っていて、「飛騨ホワイト」という名のとおりビールの色は明るめの淡い黄色。無ろ過で仕上げているので、グラスに注ぐと少し濁っているのが分かります。


 味は淡い黄色のイメージそのままに、ビール自体の味はクセがなくすっきりとしています。クラフトビールの味になじみのない方や「本日の一杯目」としてもおすすめです。この日の夕食に出したエビフライとオニオンリングと「飛騨ホワイト」のすっきり感がよく合いました。


品 目
ビール
原材料名
大麦麦芽(ドイツ・カナダ産)、小麦麦芽、米(白川郷産)、ホップ
内容量
330ml
アルコール分
5%
ブルワリー/製造者
HIDA CRAFT BEER BREWERY/株式会社地ビール飛騨

2〈飛騨・りんご〉飛騨りんご りんごエール

  • 飛騨りんごを想起させる赤色は、飛騨の民芸品「さるぼぼ」のイメージカラーと同じ!
  • 高山市久々野町は「飛騨りんご」の生産量No.1! 9月から11月にかけて「りんご狩り」を楽しめます。

 岐阜県は、高山市や飛騨市を中心とした飛騨地方でりんごの栽培が盛んです。この地域の寒暖差がりんごの実を引きしめ、控えめな酸味と高い糖度を生み出すのだそう。「飛騨りんご りんごエール」は、この飛騨産のりんごを使ったエールビールです。


 栓抜き不要のマキシキャップを指でシュポっと開けると、飛騨りんごの甘い香りが瓶の口からフワっと上ってきます。グラスに注いだ色は、無ろ過の濁り具合も相まって、まるで搾りたてのりんご果汁! ビールの苦みのなかに、りんごの酸味と甘みがたしかに感じられました。


 アルコール分は4.5%でやや軽め。ハム、チーズ、ナッツなどをおつまみにどうぞ。おつまみの塩味が「飛騨りんご りんごエール」のフルーティな味わいを引き立たせます。


品 目
発泡酒(麦芽使用率25%以上50%未満)
原材料名
大麦麦芽(ドイツ製造、カナダ製造)、りんご果汁(国内製造)、ホップ、大麦(飛騨高山産)/ビタミンC
内容量
330ml
アルコール分
4.5%
ブルワリー/製造者
HIDA CRAFT BEER BREWERY/株式会社地ビール飛騨


3〈関 上之保・ゆず〉飛騨ゆず ゆずエール

  • 青空の下で丸々と実る「ゆず」を連想させる瓶とラベルの色合い。
  • 関市上之保地区は、地域を挙げてゆずの栽培に力を入れています。

 関市上之保地区で栽培されている「ゆず」を使ったゆずエール。マキシキャップを開けると、ゆずの爽やかな香りが広がります。ビールをグラスに注ぐと、無ろ過特有の濁りがあり、明るい黄色からゆずらしさが伝わってきます。


 「飛騨ゆず ゆずエール」をひと口飲んだ印象は、かなりフルーティ。実際のゆず果汁より甘みを感じるほどで、「ビールは苦い」という先入観を良い意味で裏切ってくれます。フルーティなカクテルを好んで飲まれる方におすすめ。


 「飛騨ゆず ゆずエール」のペアリングには、「飛騨りんご」と同様に塩味のしっかりしたハム、チーズ、ナッツなどが合いました。


品 目
発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料名
大麦麦芽(ドイツ製造、カナダ製造)、小麦麦芽、ゆず果汁(国内製造)、ホップ、米/果糖
内容量
330ml
アルコール分
4.5%
ブルワリー/製造者
HIDA CRAFT BEER BREWERY/株式会社地ビール飛騨


4〈下呂・炭酸源泉〉下呂麦酒 GERO GENSEN BEER

  • 瓶の色と同じ赤みのある茶色が特長。

 下呂市といえば「下呂温泉」。有名な温泉街から車で40分ほど北上した小坂町には、全国的にも珍しい「天然炭酸泉」が涌き出ています。「下呂麦酒 GERO GENSEN BEER」は、ここ小坂町にある「湯屋温泉」 の炭酸源泉を仕込み水に使ったダークエールです。


 天然炭酸泉そのものは無色透明で、ほかのクラフトビールに使われているフルーツや野菜などの副原料のような味や香りもほとんどありません。そのため、喉ごしがスッキリしていて「飲む人を選ばない1本」という印象を受けました。


 ペアリングには、岐阜県の魚「鮎」をかたどった柿の種とカラフルなマカロンラスク。指でつまみながら下呂麦酒をいただく至福の時を過ごしました。「温泉でビール」ならぬ「温泉とビール」の味わい、ぜひお試しください。


品 目
ビール
原材料名
麦芽、ホップ、アルコール分
内容量
330ml
アルコール分
5%
ブルワリー/製造者
GERO GENSEN BEER/株式会社地ビール飛騨


5〈関・米〉関Pilsner -MAGOROKU-

  • のどかな関市内の田園風景。長良川鉄道の赤い車両が緑の田んぼに映えます。

 今回のセレクトで、唯一のラガービール。製造プロセスにおいて、酵母がタンクの下に沈む「下面発酵」のビールで、さまざまな料理に合わせやすいスッキリした味わいです。副原料には、関市小瀬で採れる銘柄米を使用。地元のどぶろくや老舗酒蔵で造られている日本酒に使われているお米と同じものだそう。


 商品名にある「MAGOROKU」は、室町時代に関で活動していた刀匠の「孫六兼本」を想起させます。同じ「まごろく」を冠しているだけあって、「関Pilsner -MAGOROKU-」は抜群の切れ味を誇ったといわれる「孫六」の精神が宿っているかのようなビールです。


 どんな食事にも合わせやすく、スッキリした切れ味はフライなど揚げ物と好相性。飲みやすさから暑い季節には「もう1本!」「もう1本!」とリピートしたくなります。

  

品 目
発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料名
大麦麦芽(ドイツ製造)、米(関市産)、ホップ、寒天、カラギナン/炭酸ガス
内容量
330ml
アルコール分
5.5%
ブルワリー/製造者
MINOSEKI Weekend BREWERY/美濃関麦酒(浅井 丈)


6〈関 上之保・ゆず>上之保ゆずエール Kaminoho YUZU ALE

 地ビール飛騨の「飛騨ゆず ゆずエール」と同じく、関市の上之保地区で採れた特産品の「ゆず」を副原料に使ったクラフトビールです。


 アメリカンペールエールをベースにしているそうで、飲んでみるとたしかに苦味と柑橘系の香りをしっかり感じます。ラベルには「ゆずとホップの華やかな香りが特徴」とあり、ゆずの香りや苦味はホップと組み合わせやすいのかもしれません。


 口当たりがやわらかく、先述の「飛騨ゆず ゆずエール」とはまた違った風味で、飲み比べて楽しむのも良いですね。


 ちなみに、地元の関市上之保では、ゆずの旬を迎える時期に「上之保ゆず祭り」を開催しています(前回は2024年11月24日)。上之保温泉「ほほえみの湯」で当日限定の「ゆず風呂」に入れたり、温泉駐車場ではゆずの販売や生絞り体験のほか、ゆずの種飛ばしといった遊び心あるレクリエーションも楽しめたそうです。


 ゆず風呂に浸かって、お風呂あがりにゆずエールを1杯!というのも最高ですね。


品 目
発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料名
大麦麦芽(ドイツ製造)、ホップ、ゆずピール(関市上之保)、寒天、カラギナン/炭酸ガス
内容量
330ml
アルコール分
6.5%
ブルワリー/製造者
MINOSEKI Weekend BREWERY/美濃関麦酒(浅井 丈)


7〈関 平成・椎茸〉平成リバイバル シイタケペールエール

 こちらは、和食に欠かせない出汁の旨味を生かしたペールエール。関市東部の特産、原木しいたけを使っています。正直なところ、飲んでみるまではアイデア先行の印象が強かったのですが、これほどまでにしいたけがビールの風味になじむとは驚きでした。すっきりしたペールエールの風味を引きたてながら、しいたけの旨味や香りをさりげなく漂わせる"和の奥ゆかしさ”を感じました。


 栓抜きで王冠をポンっと開けてしいたけの香りがふわっと立ち上った瞬間、頭に浮かんだのは「おでん」の3文字。暑い日が続いて「おでん」と合わせることを思いつかなかったのは痛恨の極みです。今回は、鮎の形をした甘じょっぱい柿の種とマカロンラスクをお供にしました。この2品とも悪くないものの、より「和」を感じる料理と合わせると「平成リバイバル シイタケペールエール」の実力が発揮されるかなと感じました。


 「平成リバイバル シイタケペールエール」に使われている原木しいたけは、「道の駅 平成」のしいたけ園で採れたもの。ここは、元号が平成から令和に変わった年に、平成を惜しむ大勢の人が訪れて話題になりました。しいたけ園では収穫体験もできます。


品 目
発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料名
麦芽(ドイツ製造)、ホップ、椎茸(関市)、糖類、寒天(恵那市)、カラギナン/炭酸ガス
内容量
330ml
アルコール分
5.7%
ブルワリー/製造者
MINOSEKI Weekend BREWERY/美濃関麦酒(浅井 丈)


8〈美濃加茂・梨〉梨ホワイトエール

  • 骨のある黒いラベルの瓶から(つづく→)
  • → 注がれるのは淡い黄色のホワイトビール、というギャップもたまりません。

 岐阜県の南部に位置する、美濃加茂市。市内東部の山之上地区は梨の一大産地です。毎年、秋になると辺り一帯の果樹園は、梨狩りを楽しむ人や甘く実った梨を買い求めに直売所を訪れる人々で賑わいます。


 「梨ホワイトエール」は、その美濃加茂市山之上の梨を使った白ビール。グラスに注ぐと、少し濁りがあり梨の皮に似た少し黄緑をふくんだ淡い黄色をしていました。味は梨の香りと甘さを生かした、マイルドな印象。飲み進めるほどに梨の風味がはっきり感じられるようになります。


 苦味やコクは控えめで白ビール好きはもちろん、ふだんはクラフトビールを飲まないという方が「たまには…」と思ったときに、ぜひ選んでいただきたい味です。


品 目発泡酒(麦芽使用率90%以上)
原材料名
麦芽(ドイツ製造)、梨(美濃加茂産)、ホップ、カラギニン(海藻類)
内容量
330ml
アルコール分
4%
ブルワリー/製造者
MINOKAMO BEER 美濃加茂 火灯麦酒/一般社団法人8KNOT(エイトノット)


9〈美濃加茂・蜂蜜〉蜂蜜ゴールデン

  • 泡の盛り上がりときめの細かさにご注目。

 こちらは、美濃加茂市の養蜂家がつくった蜂蜜を使ったゴールデンエールです。グラスに注いだビールの色は、蜂蜜をイメージさせる明るめの茶色。蜂蜜の甘さをほんのり感じ、エールの苦味や香りもしっかり分かる「エールらしいエール」です。


 今回紹介したクラフトビール13本のなかで、ひときわ泡がこんもりと盛り上がってきめも細やかに感じました。偶然かもしれませんが、蜂蜜のコクが関係しているのかなと思いました。


 岐阜県は「近代養蜂発祥の地」とされ、明治時代から養蜂がさかんに行われてきました。蜂蜜づくりの一つに、花の蜜を求めて九州から北海道まで全国を移動する「転地養蜂」といわれるスタイルがあります。日本のほぼ真ん中にあり、山が多くて自然の豊かな岐阜は、昔から養蜂家が行き交う蜂蜜の要所でもあったようです。


品 目発泡酒(麦芽使用率90%以上)
原材料名
麦芽(ドイツ製造)、蜂蜜(美濃加茂産)、ホップ、カラギニン(海藻類)
内容量
330ml
アルコール分
5%
ブルワリー/製造者
MINOKAMO BEER 美濃加茂 火灯麦酒/一般社団法人8KNOT(エイトノット)


10〈白川町・和紅茶〉WAKOCHA ALE 和紅茶エール

  • 白川町のお茶畑。ラベルの女性のスカートに似ていませんか?

 岐阜県のお茶処、白川町の和紅茶でつくられた「WAKOCHA ALE 和紅茶エール」です。和紅茶のやさしい香りに癒されながら、すっきりとしたキレのある味わいのエールビル。紅茶らしい明るい茶色にも飲みやすさを感じますし、実際に苦味は控えめで軽く飲みたいという人におすすめの1本です。


 この「WAKOCHA ALE 和紅茶エール」は、ラベルにもご注目ください。ボトルを手にした女性のうれしさを隠しきれない表情にとても親近感を覚えます。着ているワンピースはプリーツの裾が広がる様子は、さながら茶畑のよう! 


 実はこちら、ブルワリーの農LAND BEERさんが「お茶3姉妹」と名付けたシリーズ。「ほうじ茶」「和紅茶」「緑茶」の3種類があり、"3姉妹"の個性ゆたかなキャラクター解説?を交えた、農LAND BEERさんのサイトも必見です。


品 目発泡酒(麦芽使用率98.9%以上)
原材料名
麦芽(イギリス製造、ドイツ製造)、ホップ、和紅茶(岐阜県白川町産)、ハト麦
内容量
330ml
アルコール分
5%
ブルワリー/製造者
農LAND BEER /株式会社Sunpo


11〈岐阜市・バナナ〉NOBUNAGA BANANA WEIZEN 信長バナナヴァイツェン

 バナナといえば南国の果実。ここ岐阜県で栽培されていることを初めて知った方も多いのでは? 「NOBUNAGA BANANA WEIZEN 信長バナナヴァイツェン」は、岐阜から全国へバナナ農園を広めている「信長バナナ」をバナナをつかったクラフトビールです。


 栓を開けた瞬間、食卓を囲んでいたわが子が「あ、バナナの匂いがする!」と一言。誰もがきっと「あっ」と気づくバナナの甘い香りが特徴です。色味もまぶしいほどに明るい黄色で、バナナらしさ満点。ビールの苦みはほとんど感じません。ヴァイツェンは口当たりがソフトで、バナナのような香りがするドイツのビール。信長バナナとの相性が良いはずです。


 フルーティな味わいに合うのは、乾きものやチーズのおつまみ系。ナッツ類も合いそうです。シンプルな味の軽めな食べものと一緒にどうぞ。


品 目発泡酒(麦芽使用率92.5%以上)
原材料名 
麦芽(イギリス製造、ドイツ製造)、ホップ、信長バナナ(岐阜県産)、ハト麦
内容量330ml
アルコール分5.5%
ブルワリー/製造者農LAND BEER/株式会社Sunpo


12〈岐阜県・生姜〉GINGER SAISON ジンジャーセゾン

  • 踊っているような生姜のイラストがかわいい。

 続いては、岐阜県産の生姜をつかった「GINGER SAISON ジンジャーセゾン」です。東京・日比谷にある、岐阜の魅力を発信するアンテナショップ「岐阜トーキョー」のオープン2周年を記念して企画された限定商品として登場したようです。


 「GINGER SAISON ジンジャーセゾン」は、今回セレクトした中で唯一のセゾンビール。濁りが少なめの淡い黄色で、すっきりとした清涼感のある飲みやすさい味でした。生姜の爽やかな風味もはっきりわかり、夏にぴったりな1本です。


 もともと、セゾンビールはベルギーの農家が夏の農作業でのどの渇きをうるおすために作られていたのが由来。農作業をしている人もそうでない人も、ランチビールで「GINGER SAISON ジンジャーセゾン」を飲んで暑気払いをするのも良いですね。


品 目発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料名麦芽(ドイツ製造)、ホップ、生姜(岐阜県産)、ハト麦
内容量330ml
アルコール分5%
ブルワリー/製造者農LAND BEER/株式会社Sunpo


13〈番外編〉IPA 農LAND BEER

 最後の13本目は、番外編として農LAND BEERのIPAを選びました。こちらのIPA、岐阜県産の何かを副原料に使っているとは謳われていません。が、ちょっと強引な「そもそもビールを醸造する上で必要な水は、すべて岐阜県の水を使っているのでは?」というロジックで(自分を納得させ)飲んでみました。


 ホップの苦味が特徴といわれるIPAだけあって、これまでの12本とは明らかにパンチ力が違います。「苦っ!でもこれ美味しい!」と口をついて出た自分にびっくり。今回のコラムのために飲み比べているうちに、今まで遠巻きに眺めていた苦味のあるクラフトビールを身近に感じられるようになりました。


品 目
発泡酒(麦芽使用率99.62%以上)
原材料名
麦芽(イギリス製造、ドイツ製造)、ホップ、ハト麦
内容量
330ml
アルコール分
6%
ブルワリー/製造者
農LAND BEER/株式会社Sunpo


今回紹介したクラフトビールを買ったところ

今回、ご紹介したクラフトビールはこちらで購入しました。


  • THE GIFTS SHOP

JR岐阜駅に隣接する「アクティブG」2階にある岐阜県のアンテナショップ。鉄道やバスをつかった旅の途中で立ち寄るのに便利です。

  • イオンスタイル各務原インター

東海北陸自動車道「岐阜各務原インター」から車で5分。1階のリカーコーナーには、全国のクラフトビールが150種類近くそろっているそうです。

  • 美濃関麦酒のオンラインストア

オンラインストアから購入すると、ブルワリーお手製のチラシが同梱されていました。造り手の思いやクラフトビールへの情熱が伝わってきます。

この記事のレポーター

高橋 尚美
高橋 尚美
愛知に生まれ大学から東京へ。卒業後も都内出版社に勤め、結婚・出産を経て2009年に岐阜へ移住し、その後ライターとして活動。得意分野は、食・子育て・学び・健康・旅・住まい。趣味は歌うこと。岐阜に馴染みすぎて県外出身だと信じてもらえない私。皆さまに岐阜の魅力を「地元民と一緒に歩いてまわる」ようにお伝えします!

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