地元レポーター発!旅のコラム

日本で唯一2階建て!新穂高ロープウェイに乗って奥飛騨Tripを満喫!

あすみん
あすみん
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高山市奥飛騨温泉郷に、日本で唯一の2階建てゴンドラを有する「新穂高ロープウェイ」があります。抜群のマウントビューに加え、ご当地グルメや限定お土産、天然温泉や足湯も充実しており、家族連れや登山客などに人気のスポットです。
また、期間限定で貴重な夜のロープウェイ「星空観賞便」も運行しています。間近に迫る満天の星空を楽しめるとあって、人気上昇中です!
そのほかロープウェイと併せて行きたい奥飛騨温泉郷周辺のおススメスポットも、記事の後半でご紹介します。
(オクヒダバギー、平湯温泉民俗館、つるや商店、平湯足湯公園)

ミシュラン二つ星!標高2,156mからのパノラマ絶景を一生の思い出に

  • 標高2,156mの展望台からの眺めは最高!
  • 頂(いただき)チュロスで映え写真!
  • 「山びこポスト」は日本一高所の通年ポスト!?
  • ゴンドラ発着時

各地の魅力を伝える『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』に、二つ星の評価を受け掲載された、新穂高ロープウェイ頂上駅にある展望台からの360度のパノラマ。

老若男女どなたでも、ロープウェイに乗ればあっという間に雲上の世界に到着!北アルプス(飛騨山脈)をはじめとする3,000m級の山々をすぐ目の前に感じることができます。何度訪れても素晴らしい場所です。あふれるほどの絶景を、ぜひ大切な思い出の1ページに。

奥飛観光開発(株) 瀬下さん
どなたでも手軽に3,000m級の山々の絶景をお楽しみいただけます。
登山をしなくてもあのような景色を360度堪能できるのは、日本でも数少ない貴重な場所だと思っています。

愛され続けて半世紀 見つめる未来

  • 2020年(令和2年)7月にリニューアルした2階建てゴンドラ
  • 旧ゴンドラ(2020年2月撮影)

2020年7月、新穂高ロープウェイは開業から50周年を迎え、それに合わせて第2ロープウェイがリニューアルし現在のスタイリッシュな車体となりました。

開業をきっかけに多くの方々が新穂高ロープウェイ周辺に足を運ぶようになり、湯治場から観光地へと発展していった半世紀。

2022年5月に発表のあった「3つのエリアのリニューアル」は、この先どんな時代を作っていくのでしょう?夢とワクワクの詰まったゴンドラに、世界中から注目が集まっています。

新穂高ロープウェイ 販売担当 中田さん
3,000m級の山々を身近に感じられるロケーションと、訪れる度に違った景色を観られる多様性は、新穂高ロープウェイの魅力だと感じます。皆様のお越しをお待ちしております。

親子登山で西穂丸山初登頂!

  • 「頂(いただき)Tシャツ」で記念写真!
  • 6月の千石園地には水芭蕉が 幻想的な景色
  • 雪の回廊が溶けると、少し遅い春が来る
  • ここから先は登山者のみ進めます
  • 霧の中を進む
  • まるで物語の中のよう
  • 息子にモデルをしてもらいました!

初夏、新穂高ロープウェイを利用して、6歳の息子と一緒に西穂丸山へ軽登山に行ってきました!

第2ロープウェイ頂上駅(西穂高口駅)で登山届を提出したら、千石園地(せんごくえんち)を通って登山口を目指します。園地の途中には水芭蕉の群生地があり、しばし歩みを緩めお花畑を楽しみました。この日の頂上駅付近の気温は8度。所々雪が残り、とても涼しくて登山にはぴったりの気候でした!

(息子の装備:おやつ、お茶、登山靴、ザック、手袋、ヘルメット、雨カッパ)

  • 標高2,367m「西穂山荘」に立ち寄りました!
  • 絶品!「西穂ラーメン」は味噌・醤油の2種類
  • 大きな岩をよじ登る 丸山頂上はもうすぐ!
  • 雲の切れ間から上高地が見えました!
  • 霧が濃くて景色は見えず…でも、登頂したぞーっ!

途中、お昼休憩のため西穂山荘へ立ち寄り、名物の「西穂ラーメン」を注文しました。味は味噌・醤油の2種類あります。

ここへは、2年前にも親子登山でお邪魔したことがあります。雨で満身創痍だった身体に、まさに命の水としての西穂ラーメンが染み渡り、無事に下山できた思い出の味です。


すれ違う登山客の皆さんに励まされながら息子は最後まで自分の足で歩き、初めての西穂丸山登頂を果たし満足げな様子。

記念写真は、新穂高ロープウェイオリジナル「頂(いただき)Tシャツ」を着て、パシャ!

期間限定!「星空観賞便」で特別なひとときを

  • 満天の星空
  • 展望台より軌跡撮影に挑戦!

「星空観賞便」は期間限定で運行している貴重な夜のロープウェイです。2017年の運行開始以来、展望台からの星空(解説付き)に魅了される方続出!

私も初めての「星空観賞便」に乗って、噂の星空に会いに行ってきました!特等席(展望台)から仰ぐ満天の星空は、今にもこぼれ落ちそうなほどに瞬いていて、流れ星が流れるたびに会場が一体となる様子には心がジワーンときました…。

期間中はレストランや売店も営業しております。公式サイトにて日程をチェックしていただき、暖かい服装でお越しくださいね。

鍋平高原で湯ったりまったり

  • しらかば平駅外観
  • 足湯
  • ビジターセンター山楽館
  • 奥にアルペンシアターがある
  • 山の模型や展示物
  • 神宝乃湯(かみたからのゆ)男湯
  • 女湯から焼岳眺望
  • 「アルプスのパン屋さん」人気のクロワッサン
  • ビューラウンジでくつろぎのひと時を
  • ビューラウンジを外から見た様子

第1・第2ロープウェイ乗り換えのため、多くの方が立ち寄るしらかば平駅(鍋平高原)。すぐそばに足湯が、その向かい側にビジターセンター山楽館があります。

ビジターセンター内には、山の模型やはく製などの展示、雄大なアルプスの空撮が楽しめるアルペンシアターがあり、山好きにはたまりません。

また、源泉かけ流し露天風呂「神宝乃湯」が併設されており、自然散策や登山に訪れたお客様に人気です。

しらかば平駅内「アルプスのパン屋さん」のパンとビューラウンジで、くつろぎの時間を過ごすのもおススメです。

新穂高ロープウェイ 私のオススメお土産

  • (1)「雲海餅」
  • 西穂高口駅で購入できます
  • (2)「頂(いただき)Tシャツ」
  • mont-bellとのコラボTシャツ デザインも機能性も最高!
  • (3)「頂(いただき)登山さるぼぼ」
  • 全ての頂(いただき)を目指している方へ、お守りに
  • その他オススメ色々!「ゴンドラ金平糖」
  • 「ゴンドラ食パン」アルプスのパン屋さんで購入できます
  • 頂(いただき)シリーズ、沢山あります!
  • 新穂高ロープウェイオリジナルのお酒

(1)雲海餅

定番と分かっていても、美味しいからつい購入してしまい毎度一緒に下山するパートナー。地元産のえごま入りです。

(2)頂(いただき)Tシャツ

mont-bellとのコラボTシャツ。西穂高方面へ登山する際は記念写真用にザックに忍ばせています…映えます。

(3)頂(いただき)登山さるぼぼ

飛騨のさるぼぼがザックを背負ってピッケルを刺して登山をしてる姿。愛おしくて応援したくなります。頂を目指すときのお守りに。

新穂高ロープウェイ 私のオススメグルメ

  • (1)「頂(いただき)チュロス」
  • 映えること間違いなし!
  • (2)「頂(いただき)カレー」
  • (3)クロワッサン(アルプスのパン屋さん)
  • こちらもオススメ、雲海うどん・コロッケ

(1)頂(いただき)チュロス

写真映えする上、冷めても美味しい。小腹が空いたら頂チュロス!

(2)頂(いただき)カレー

美味しいカレーにご飯の山がポコン。その山には頂チーズが。制覇するしかない…頂きます!

(3)クロワッサン

アルプスのパン屋さんは必ず立ち寄るお店(しらかば平駅内)。どのパンも美味しいのでオススメです。


新穂高ロープウェイと併せて行きたい周辺施設

  • 初めてのバギー!軍手にもバギー!
  • 受付場所は「ナガセスッポン養殖場」
  • いつも立ち寄る「つるや商店」へ
  • 「はんたい玉子」うまい!
  • 平湯神社へ
  • 駐車場に停めます
  • 涼しげな鈴虫水車
  • 夜も見てみたい場所
  • 平湯民俗館内の露天風呂
  • お食事処 禄次(平湯民俗館内1番奥)

新穂高ロープウェイからの帰り道、奥飛騨温泉郷で看板を発見し気になっていたアクティビティ「オクヒダバギー」を体験してきました!

ヘルメットや軍手は用意していただけるので、手ぶらでオッケーです。受付をすませ敷地内で少し練習をしたら、公道へ。慌てずゆっくり、お目当ての場所をめぐります。

走行できる範囲はマップで示していただけるので、しっかり守りましょう!

※オクヒダバギーは1人乗りの軽車輌です。運転免許証が必要なため、お子様の乗車はできません。


  

  • 温度も環境も最高な足湯でした
  • 緑豊かな「平湯足湯公園」

温泉に入る時間は無いけれど、登山後や日常的に疲れた足を癒したいという方にオススメの場所が「平湯足湯公園」です。ここの足湯は気持ち良すぎて、私は長居してしまいました(笑)

公園には駐車場がありませんが、平湯バスターミナルから徒歩3分の場所にありますので、散策しがてら寄ってみてはいかがでしょうか?


今回の旅は、身も心もお腹も癒される贅沢な日帰りコースとなりましたが、温泉につかりお酒と料理を楽しむゆったり旅もいいですよね。

私の体験記が、奥飛騨温泉郷を訪れる皆様の旅の一助となれば幸いです。


  

この記事のレポーター

あすみん
あすみん
“飛騨の景色を届けたい”をモットーに
カメラ抱えて東へ西へ
生まれ育った飛騨が大好き
GIFUを世界へ! ママフォトグラファー

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