地元レポーター発!旅のコラム

この夏食べたい!岐阜のかき氷 おすすめ6選|地元素材を使ったものも豊富

各務ゆか
各務ゆか
投稿日;
夏の旅行中、涼をとるために食べたいのが「かき氷」!岐阜にも行列を作る人気店から地元素材を使ったここでしか食べることのできないものなど、様々なかき氷がラインナップしています。せっかく夏に旅行に来たのであれば、岐阜でしか食べられない一杯を食べていただきたい。今回はおすすめのかき氷が食べられるお店を6軒ご紹介します。

【岐阜市】斬新なお菓子を生み出す店「thé et toi.(テト)」のかき氷

「お菓子な研究室」というキャッチフレーズで、自由な発想と確かな技術を組み合わせたお菓子で評判を呼んでいる「thé et toi.(テト)」さん。「インド」と「研究室」というテーマが融合された空間はまるでステージを見にきているような感覚になるほど芸術的です。

人気のキャロットケーキをはじめ、ボトルスイーツなどが店頭にずらり。お酒が入っていたり、スペインのガスパチョのイメージでつくられたゼリーや黒ビール、ギネスベースのこっくり苦いゼリーにマリネしたアメリカンチェリーを合わせたナイトデザートなど、素材の組み合わせにあっと驚く逸品が次々と生み出されています。

そんなお店で夏から初秋にかけて出されるかき氷も必見です。ぜひ試してもらいたいのが「OEKAKIGORI」と名付けられた一杯。氷にシロップのスポイトが刺してあり、自分で氷に好きな絵を描くようにシロップをかけながら食べます。ふわふわの氷も美味しいです。


その他にも「ULULU」というストロベリーミルクのかき氷や、「KINKAZAN」と名付けられた抹茶エスプレッソでちょっとビターな味を楽しむ氷なども登場します。岐阜駅から徒歩圏内なので、暑い夏、岐阜市内の観光に疲れたらぜひ立ち寄ってみてほしい一軒です。


■店舗情報

<店名>thé et toi.(テト)

<住所>岐阜県岐阜市羽根町12-3

<電話>058-207-8549

<営業時間>10:30〜18:00、取置き電話受付15:00~18:00、取置き受取り15:00〜18:45

<定休日>月・火曜日

【岐阜市】たい焼き屋さんのフルーツてんこ盛りかき氷「薄皮たいやき 福丸」

続いて紹介するのは、岐阜市の伊奈波神社参道入口にある「薄皮たいやき 福丸」さんです。パリッとした薄皮のたい焼き店で、行列のできる人気店でもあります。たい焼きの他に注目を集めているのが果物一杯のかき氷!4月初めから10月までのメニューとなっています。

上記は桃を贅沢に使った自家製シロップのかき氷です。果実感がそのまま残っているので食べ応えも十分。それでいて、一杯600円(税込)というリーズナブルさも嬉しい限りです。

桃の他に、マンゴー、スイカ、ブルーベリーなど旬の果物を使った自家製シロップが多数ラインナップ。定番商品として岐阜金時氷、せんじ金時氷などもあるのでその日の気分に合わせて選ぶことができます。たい焼きを注文して持ち帰りにし、かき氷をイートインで楽しんでいる地元客の姿も多いです。夏の岐阜の観光の気軽な立ち寄りスポットとして最適です。


地元の人気店「薄皮たいやき 福丸」さん、ぜひ行ってみてください!


■店舗情報

<店名>薄皮たい焼き 福丸

<住所>岐阜県岐阜市伊奈波通1-8 岐阜善光寺内

<電話>080-6070-1388

<営業時間>11:00〜18:00

<定休日>水・木曜日

【本巣市】family農園watanabeの「ichigo no atelier」のかき氷

岐阜県本巣市にあるいちご農園「family農園watanabe」さんが営む直売所兼カフェ「ichigo no atelier」。農園でとれるいちごを中心にスイーツやドリンクをテイクアウトで楽しむことができるお店です。農園の程近くにある店舗で、自然にやさしい廃材やパイプを利用して作られた店舗がとてもおしゃれで印象的。販売スタンドの奥の広場にパイプ椅子やテントなどが置いてあってイートインできるようになっていたり、子供たちが自由に遊び回れるスペースが作ってあったりするのも特徴です。

こちらのお店で夏季限定でいただけるのが「いちごミルクかき氷」。冬から春にかけて獲れたいちごを使って作られたオリジナルソースが美味!かき氷の中にもいちごソースが入っているので、最初から最後まで存分にいちごの味を楽しむことができます。一緒にかかっているコンデンスミルクも手作りのものなのだそう。ミルクがいちごの酸味を中和してくれて、大人から子供までどなたでも食べやすい味になっています!

その他にもいちご等を使った様々なメニューが展開されており、夏のドライブ途中におすすめなのは、パックに入って冷凍されている「いちごミルクスムージー」と「いちごオレンジスムージー」。凍っているので好みの硬さにして食べることができ、冷たいので夏のほてった体を冷やすのにもぴったりです!


その他にもアイスやパフェなど魅力的なスイーツがラインナップ。「ichigo no atelier」、ぜひ立ち寄ってみてください!


■店舗情報

<店名>ichigo no atelier(family農園wtanabe)

<住所>岐阜県本巣市三橋町3-20(モレラ岐阜より南へ5分)

<電話>050-8883-8158

<営業日・時間>不定期、お店のInstagramでお確かめください

【本巣市】木のぬくもり漂う地元密着喫茶店「櫟」のかき氷

岐阜県本巣市の小道を一歩奥に入った静かな場所にある「珈琲館 櫟」さん。和モダンな喫茶店で地域の人に親しまれているお店です。モーニングからお客さんで賑わう人気店なのですが、主に春から秋にかけて出されるかき氷も密かな人気メニューとなっています。

店でかき氷がいただけるのは毎日13時から。店内の看板にその時いただくことができるかき氷のメニューが書かれていて、そこから選ぶシステムです。写真は「アップルパイ(チーズトッピング付き)」。さくさく食感のパイが氷の上に散りばめられて、煮詰められたりんごと一緒に食べると、冷たくて美味しいアップルパイを食べているかのよう!チーズの濃厚さも合わさって口の中で感動が広がりました。


メニューは月替わりで変わるそう。かき氷のシロップは全て手作りで創意工夫が伝わります。他では味わえない創作かき氷。ぜひ足を運んで食べてみてください。


■店舗情報

<店名>珈琲館 櫟

<住所>岐阜県本巣市福島字川西336-1

<電話>058-323-6789

<営業時間>8:00~18:00(冬は~17:00) ※かき氷は13:00〜。

<定休日>不定休

【大垣市】大垣名物「水まんじゅう」を使ったかき氷「餅惣」

岐阜県大垣市で1862(文久2)年創業の老舗和菓子店の「餅惣」さん。赤飯や誕生餅やお正月のお餅を中心に大垣名物の水まんじゅうなども作っていらっしゃるお店です。

こちらのお店に来たらぜひ食べてもらいたいのが毎年4月から9月まで出される「水まん氷」です。ふわふわの氷の中に水まんじゅうが3つ入り、白蜜がたっぷりかけられた逸品。メディアで取り上げられることも多く、こちらの氷目当てで大垣市の観光に訪れる方もいるほどです。


こちらは水まんじゅうを美味しく食べてもらうために生み出されたメニューとのことで、主役はあくまで水まんじゅう。水まんじゅうとの相性を考え、2日間かけて気泡を抜いた氷はきめ細かく、水まんじゅうの味をより引き立たせてくれます。ぜひ食べてみてください!


■店舗情報

<店名>餅惣
<住所>岐阜県大垣市郭町1-61

<電話>0584-78-3226

<営業時間>8:30~17:30

<定休日>水曜日

【海津市】まるで海外!なカフェ「TIKKER」が作る”アジアン”なかき氷

海津市に突如として現れるまるでカリフォルニアみたいなカフェ「TIKKER(ティッケル)」さん。アメリカの南部のドライブインを彷彿とさせるようなオブジェや植物などがあちらこちらにデザインされており、写真映えする景色をInstagramにアップする方も多いお店です。

オーナーが世界を旅するのが好きで、その旅の中で出会った味をお店でも再現。ベトナムのサンドイッチのバインミーやフォーなどアジアンテイストなメニューが多く揃っています。また、地元の農産物を使ったスイーツメニューも人気で、冬から春にかけての海津市産のいちごを使ったパフェや、春から夏にかけての同市産のメロンを使ったパフェなどがラインナップしています。

そんな中で2023年7月から新たにスタートしたのがかき氷のメニュー! グランドメニューの中で人気の高いベトナムスイーツ・チェーをかき氷にした「チェーのかき氷」をはじめ、静岡県産のNODOKA抹茶を使用した「NODOKA金時」、黒蜜ときな粉とともに底にTIKKERのコーヒーで作ったコーヒーゼリーが敷かれた「黒蜜きなこーひー」の3種類が販売されています。どの一杯も味の組み合わせに工夫がされており、一皿の中で様々な味わいを楽しめるのが嬉しいポイントです。


「お千代稲荷」からもすぐの場所にあるので、参拝とセットで「TIKKER」さんもぜひ楽しんでみてください!


■店舗情報

<店名>TIKKER

<住所>岐阜県海津市海津町馬目657

<電話>0584-51-2718

<営業時間>9:00~18:00 ※モーニング9:00〜11:00、ランチ11:00~14:00、カフェ14:00~18:00

<定休日>水曜日

まとめ

今回はぜひ食べてもらいたいかき氷を提供されている6軒を紹介いたしました。どのお店のかき氷も個性があるので、わざわざ食べにいく価値があるものばかりです。暑い夏にドライブしていると、体も疲れてしまいますよね!? ぜひこの記事を参考に近くのかき氷店へ寄って絶品氷を食べて疲れた体を癒してください。まだまだおすすめのお店があるので、機会を見て更新していければと考えています!

この記事のレポーター

各務ゆか
各務ゆか
東京や名古屋の出版社に勤務後2014年に地元岐阜にUターン。ライターとして雑誌やWEBで執筆を行う。県内を思いつくままにドライブして地元情報を探すのが大好き。“岐阜ってこんなにすごい”を伝えるために日々奮闘中。

記事一覧

センスの良いお菓子で喜ばせたい!岐阜の今っぽい手土産10選
センスの良いお菓子で喜ばせたい!岐阜の今っぽい手土産10選
more
一般道からも利用できる「養老SA下り」!ここでしか食べられない限定グルメも!
一般道からも利用できる「養老SA下り」!ここでしか食べられない限定グルメも!
more
ご当地スーパーで買える「岐阜のお土産」。おすすめ8選
ご当地スーパーで買える「岐阜のお土産」。おすすめ8選
more
【岐阜・大垣】最新!オープンしたばかりのモーニング店4選
【岐阜・大垣】最新!オープンしたばかりのモーニング店4選
more

関連記事

いま読まれている人気記事

私の推しお土産6選〜飛騨高山 食べ物編〜
私の推しお土産6選〜飛騨高山 食べ物編〜
飛騨高山で観光やグルメを楽しんだ後は、お土産を買わなきゃ帰れません!(個人の感想です)
ご家族や同僚へ、はたまた、帰ってからも飛騨高山の余韻に浸るためのセルフお土産など、選ぶのも楽しいお土産物探し。

でも、おすすめってお店によってもさまざまで、迷ってしまいますよね…。
今回は、地元高山大好きレポーターの私が推してるお土産(食べ物系)を6つ選んでみました!もちろん他にも素晴らしいものがたくさんあります!(こちらは私の主観で選んでいます)

番外編として、高山イチたくさんの品物が揃っていると言っても過言ではないお土産物館「飛騨高山物産館」でのお買い物についてもお伝えします!お土産をお得に買えて、そのまま郵送もできちゃうなんて…必見です!

高山土産を購入する際の参考にしていただければ幸いです。
more
飛騨高山ご当地グルメ!~高山ラーメン(中華そば)6選~
飛騨高山ご当地グルメ!~高山ラーメン(中華そば)6選~
国内屈指の観光地、飛騨高山を訪れたら、絶対におさえておきたいのがご当地グルメの「高山ラーメン(中華そば)」です!

地元民には昔から「中華そば」や「そば」という呼び名で親しまれ、日常的に食べられているご当地ラーメン。人気アニメ映画『君の名は。』の中で、主人公達が「高山ラーメン」を注文していたことから注目が集まり、観光客や県外のお客様には「高山ラーメン」という呼び名が浸透していったとの情報もあります。
とは言っても、「高山ラーメン」を提供している老舗店のほとんどが「中華そば」とのれんを出しているため、お店を探す際はご注意ください。

飛騨高山にたくさんある「高山ラーメン」店ですが、馴染みのお店を決めてしまうと、どうしてもそこへ通ってしまいがち…(筆者である私は、家族の影響もあり子供の頃から老舗店「まさごそば」一択でした)。今回は馴染みのお店から飛び出して、私が実際に食べ歩いたオススメ店を6店ご紹介します!(個人の感想です)

この記事内に掲載されていない、おいしいお店はまだまだたくさんありますので、イチ参考としていただき、お好きな「高山ラーメン」食べ歩きを楽しんでください!
more
センスの良いお菓子で喜ばせたい!岐阜の今っぽい手土産10選
センスの良いお菓子で喜ばせたい!岐阜の今っぽい手土産10選
昔から定番の岐阜の手土産もいいけれど、友人や取引先など大切な人への送りものをするからには、最新でセンスの良いものを選びたいですよね。岐阜では現代のニーズに合わせてアップデートされた老舗菓子店のお菓子や、新進気鋭の新店などが続々と誕生しています。今回はその中から特におすすめの10商品をご紹介します。
more

オススメのPick Up 記事

飛騨古川に来たら行くべき「定番」スポットと「オススメ」お土産をご紹介!
飛騨古川に来たら行くべき「定番」スポットと「オススメ」お土産をご紹介!
旅行といえば、テーマパークや温泉、歴史に触れる旅もいいですが、ふる里へ帰るように田舎の空気を感じたいなら、岐阜県飛騨市の飛騨古川は本当におすすめ。
友達とはしご酒を楽しんだり、1人でまちをぶらぶら散策したり、とても落ち着ける魅力的な場所です。
今回は、何度も訪れている飛騨古川で、ここに来たらこれを買うよね!さらに新しいものも発見!をテーマにまちを巡ったお土産特集です。
more
カフェで楽しむ和菓子!水都・大垣に「船町ベース」誕生
カフェで楽しむ和菓子!水都・大垣に「船町ベース」誕生
俳聖 松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えたむすびの地である岐阜県大垣市船町。

かつては、川湊(かわみなと)として栄えたこの町の一角に、和菓子店とカフェが併設された憩いの空間が誕生しました。

近くには「大垣市 奥の細道むすびの地記念館」や遊歩道「四季の路」があり、春は水門川に沿ってお花見や舟下りも楽しめる観光名所です。

今回は、2024年3月20日にオープンした「船町ベース」をご紹介します。
more
岐阜のソウルフード「冷やしたぬきそば」のお店5選
岐阜のソウルフード「冷やしたぬきそば」のお店5選
僕は麺類が好きでラーメン屋さんによく行きますが、岐阜でロケの日は、スタッフの皆さんと蕎麦・うどん屋さんへ行くことが多いです。最近はパスタ屋さんかと思うほど斬新なトッピングの店もあり、トマトやレモン、明太子、鳥南蛮がサラダと共に麺の上に乗っていたりするから驚きです。でも、これが美味しいんです!
ただ、周りのお客さんを見渡すと、やっぱり「冷やしたぬきそば」を注文される方がほとんど。寒い時でもなぜか冷やしたぬきそばなのです。
この”冷やしたぬきそば”、岐阜のソウルフードと呼ばれています。
具材は至ってシンプルで、そば・天かす・甘辛く煮た揚げ・刻みねぎ・辛味なワサビが基本。そこにそのお店ならではのトッピングがあり、麺とつゆもそれぞれの店の独自性があります。
今回は岐阜市にある様々な冷やしたぬきそばのお店をご紹介します!
more