地元レポーター発!旅のコラム

東海地区最大級の「畳風呂」を筆頭に館内湯巡りが楽しめる「下呂温泉 小川屋」

各務ゆか(2021年度~2024年度)
各務ゆか(2021年度~2024年度)
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最近下呂温泉で若い宿泊客からも人気の高い「下呂温泉 小川屋」。その人気の一つが約100畳の広さを誇る「畳風呂」。その他にもコンセプトの異なる温泉大浴場が全5つ館内に揃っており、館内だけで湯巡りした気分になれるというコンセプトもグッド。様々な要望に合わせた価格帯の部屋があり、どのような用途でも使いやすいのも支持されているポイントです。今回はそんな小川屋さんに宿泊してみたので、その様子をレポートします。

名古屋から電車で1時間半の場所にある下呂温泉

日本三名泉の一つである下呂温泉。名古屋からJR高山線に乗り約1時間半で行くことのできる温泉地です。


岐阜県を代表する温泉でもあり、温泉街には食べ歩きグルメの店や足湯なども点在。散策を楽しむのにもぴったりな場所で、最近は若者や外国人観光客にも人気のスポットとなっています。

「小川屋」は下呂温泉の中心を流れる飛騨川に面して建つ宿で、JR下呂駅からは徒歩約7分。飛騨川にかかる下呂大橋を渡ったところに建物が見えてきます。


若者グループやカップル、外国人観光客など、多様化する温泉のニーズに合わせ、畳風呂をはじめ、ハード面など新施設のリニューアルを精力的に取り組んでいらっしゃる施設でもあります。

100畳の畳風呂が圧巻

1番の注目は「小川屋」の代名詞ともなっている「白鷺の湯」の約100畳の畳風呂。2022年5月にリニューアルしたばかりです。タイル貼りの温泉とは違い、足に感じる畳の感覚が柔らかで心地よく、滑りにくいところも大人から子供まで支持されているポイントの一つです。

飛騨川に面した窓には木細工で白鷺のモチーフがあしらわれています。下呂温泉の始まりは、白鷺に姿を変えた薬師如来が温泉の湧く場所を教えてくれたという伝説に由来しており、この施設でもその伝説を大切にしていらっしゃいます。

リニューアルしたばかりの施設なので、脱衣所や洗面所も綺麗で使いやすかったです。

「白鷺の湯」内の階段を降りると露天風呂とホワイトイオンバスのある「白妙の湯」もあります。飛騨川沿いの空気を味わいながら入ることができる開放的な露天風呂です。

もう一つ畳風呂を楽しむことができる大浴場「薬師の湯」もあります。格子の窓から光が爽やかに降り注ぐ洗練された空間。


「白鷺の湯」と「薬師の湯」は夜と朝で男女が入れ替わるため、滞在中どちらも楽しむことが可能です。

モダンな温浴施設「温泉スパ 汕」

2017年にオープンした「汕」は下呂エリア唯一のスパスタイルの大浴場でモダンな雰囲気。シンプルな空間に隆起的で自由に配置された石の塊が配置されており、ほどよい目隠し効果もあります。

「汕」のデザインは下呂温泉を流れる飛騨川を具現化してもので、あえて不規則に配置された石は川に佇む岩を表現。飛騨川の自然のエネルギーを体感してもらいたいスペースとのこと。

貸切風呂も充実

小川屋は貸切風呂が充実しているのも特徴の一つです。本館に2箇所ある「硯湯」と「絣湯」。別館ゆらぎにも趣異なる7つの湯があり合計で9つの貸切風呂を完備。


ネットから事前予約ができるので、あらかじめ押さえておくのがおすすめ。大浴場もいいですが、家族や友達、恋人との宿泊の場合、プライベートな空間だと湯船に浸かって落ち着いて話ができるのでおすすめです。

温泉街巡りにも最適な場所にある「小川屋」

小川屋が若者から支持されている理由の一つに、食べ歩きグルメなどが充実している温泉街までのアクセスが良いという点が挙げられます。


写真映え必至のグルメも豊富で、街中には足湯も点在。温泉浴衣を着ながら散策するのも楽しいです。

1着330円で色浴衣をレンタルできるので、好きな浴衣を選んで散策に出かけるのも楽しいですよ!

飛騨牛など地元の素材にこだわった夕食

夕食は厳選されたA4ランクの飛騨牛を使用した『飛騨牛すきしゃぶ会席』。更に、飛騨牛石焼が宿泊プラン特典で追加され、様々な調理方法で飛騨牛を楽しむことができて大満足!

今回の夕食会場は、家族連れやグループでも楽しむことができる「季咲亭」で。オープンキッチンがあり、目の前で調理人が仕上げた出来立ての料理を楽しむことができます。

地酒も豊富で、飛騨高山の酒蔵のお酒や、地元下呂の酒蔵「天領酒造」などのお酒も揃っていました。女性客に人気の天領酒造のスーパークリング日本酒「すますまRED」も美味しかったです。

50種類以上の品数が揃う朝食は圧巻

朝食は50種類の品数がずらりと並ぶバイキング形式。地元の野菜やお米など滋味豊かな食材をふんだんに使ったメニューが嬉しく、朴葉味噌や鶏ちゃんなど地元グルメも揃っていました。

朝食会場も夕食と同じく「季咲亭」で。朝日が差し込む店内は夜とはまた違う爽やかな趣で素敵でした。


こんな感じで1泊2日の宿泊は終了。名物・畳風呂がそうであるように、和の文化や下呂温泉の良さを大切にしながら訪れる誰もが安心してくつろげる時間を提供していただける素敵なお宿でした。下呂温泉に行く際はぜひ泊まってみてください。

<下呂温泉 小川屋>詳細

■下呂温泉 小川屋

住所:岐阜県下呂市湯之島570

電話番号:0576-25-2118

アクセス:

【電車】JR高山線「下呂」駅より徒歩約8分
【車】中央道「中津川」ICより国道257号経由で約1時間



この記事のレポーター

各務ゆか(2021年度~2024年度)
各務ゆか(2021年度~2024年度)
東京や名古屋の出版社に勤務後2014年に地元岐阜にUターン。ライターとして雑誌やWEBで執筆を行う。県内を思いつくままにドライブして地元情報を探すのが大好き。“岐阜ってこんなにすごい”を伝えるために日々奮闘中。

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