地元レポーター発!旅のコラム

岐阜県・岐阜市QQ実験所でここでしか手に入らない世界の素敵なアイテムと出会いませんか?

ハマダアヤノ
ハマダアヤノ
投稿日;
岐阜県岐阜市を流れる清流・長良川。その水はとても美しく、春から秋にかけて行われるぎふ長良川の鵜飼は、全国的にも有名な観光行事です。そんな長良川の流れる地域では、豊かな自然とそこで暮らす人たちの、ゆるやかな時間を感じることができます。

今回は長良川を散策しつつ、胸がときめくアイテムを探しにQQ実験所にお邪魔してきました。

鵜飼を行う清流・長良川を散策

1分でも外に立っているだけで汗が吹き出してくる梅雨明けした7月某日。暑いと感じながらも、歩いていると川を抜けてくる風が心地よく、散策するにはちょうど良いなと思いながら、長良川を歩いてきました。


観光地の散策の仕方は、人それぞれではありますが、私はよくマンホールのデザインを見たり、その土地特有のデザインを探したりして歩くことを楽しんでいます。今回は、全国的にも有名な観光行事・鵜飼を行っている長良川に来たので、鵜飼デザインの扉や時計台、長良川にかかる橋など、日常に溶け込みつつも、個性的なデザインを見つけては、写真に納めてみました。


散策しながら川へ辿り着くと、視界が一気にひらけて、川の美しさや金華山を一望できます。近所の夏休みのお子さんが川で遊んでいたりと、とても穏やかな時間に触れながら、ゆったりすることができます。

昔ながらの街並みに現れるワクワクする空間・QQ実験所

昔ながらの街並みを眺めつつ、長良川から街中へ向かって5分ほど歩いていくと、今回の目的地・QQ実験所に辿り着きます。


カゴや雑貨がたくさん吊るされているその空間は、ひと目見るだけでワクワクするのではないでしょうか。QQ実験所では、世界中で作られた様々な雑貨が販売されています。


QQ実験所とは、元々雑貨関係のお仕事をされていたご夫婦が、コロナをきっかけに、奥さんの地元である岐阜に移住して、開業された雑貨店です。


そしてお店の名前のQQとは、台湾の食べ物屋さんのトッピングなどで見かける言葉で、「もっちりとした食感」という意味があります。奥さんが台湾旅行をした時からずっと記憶に残っていた語感だったので、せっかくならお店の名前にしようとなり、実験所というのは「常に色々なことを試して、最終は何屋さんになってもいい」という意味がこめられています。

大量生産されたアイテムでは感じることができない、手作りのよさとは

店内で取り扱っているアイテムは、職人さんがひとつひとつ作った手作り感や温かみを感じられるものであったり、生活に必ず必要ではないかもしれないけれど、そのアイテムがあることで、心豊かな暮らしができるものばかりです。


同じ道具でも、性格がおおらかな人が作っていて、少し位置が違ったり、長さが違ったりするのは、表情や味があり、面白さを感じられます。そんなアイテムと出会ったりじっくり見る楽しさを、QQ実験所では教えてくれます。


また、ものに対する考え方としても、普段大量生産された愛着のないものを使っていると、どれも同じに見えて、無くなったり壊れたりしても安易に買うことができてしまいます。しかし、他に同じアイテムがない自分のお気に入りならば、メンテナンスしながらずっと大切に使おうとすることで、より心も豊かになっていくのではないでしょうか。

作り手の個性を感じる面白いアイテム

店内では、毎日の暮らしに使いやすいたくさんのカゴが販売されているのですが、このカゴも同じように見えて、世界各国で素材や形、編み方などが異なっており、作り手の背景まで楽しむことができます。


作り手の面白さを感じられるアイテムがたくさんあることは、QQ実験所の魅力の一つだと思うので、ひとつひとつじっくりアイテムを見てみてくださいね。

自分だけのお気に入りのアイテムと出会ってみませんか?

今の時代は、どこでも便利にものを購入することが可能です。しかし、人間らしい手作り感のある道具の中から、自分の胸がときめくものと出会うことで、きっと特別なアイテムになると思います。今回私も、ときめくアイテムが欲しいと、タイで作られたマルシェカゴバック&タッセル2種類をお迎えしました。手作りのカゴは、大きな工場で作られたものより、ここにしかない可愛らしさを感じることができるので、大切にしていきたいと思います。


ゆったり、のんびりした週末旅を過ごして、特別なお土産と出会うべくぜひQQ実験所へ行ってみてください。

この記事のレポーター

ハマダアヤノ
ハマダアヤノ
28歳でウェディング専門花屋を起業。新型コロナウイルスの影響を受け、自分の人生をより自由に選択できるようにと店舗を縮小し、フリーのライター兼フォトグラファーとして活動を始める。現在はクリエイティブな仕事を請け負うマルチクリエイターとして活動中。

記事一覧

食卓を一段とおしゃれに。今、手に入れたい美濃焼の器が売っているお店はここ。
食卓を一段とおしゃれに。今、手に入れたい美濃焼の器が売っているお店はここ。
more
岐阜・美濃加茂で大人気の壺芋ブリュレを楽しみながらゆったりした時間を満喫しませんか?
岐阜・美濃加茂で大人気の壺芋ブリュレを楽しみながらゆったりした時間を満喫しませんか?
more
岐阜県岐阜市・やながせ倉庫でノスタルジックな旅をしてみませんか?
岐阜県岐阜市・やながせ倉庫でノスタルジックな旅をしてみませんか?
more
岐阜県・岐阜市QQ実験所でここでしか手に入らない世界の素敵なアイテムと出会いませんか?
岐阜県・岐阜市QQ実験所でここでしか手に入らない世界の素敵なアイテムと出会いませんか?
more

関連記事

いま読まれている人気記事

岐阜県で栗スイーツが楽しめるカフェBEST5!
岐阜県で栗スイーツが楽しめるカフェBEST5!
恵那市や中津川市など栗の産地として有名な地域がある岐阜県では、さまざまな栗スイーツが販売されています。岐阜の栗スイーツといえば、昔から「栗きんとん」が有名ですが、他にも「モンブラン」「栗のおしるこ」など、おいしい栗スイーツがたくさんあります!
今回は、岐阜県内でおいしい栗スイーツを取り扱っているカフェの中から、私が選んだ「オススメの栗スイーツカフェ」をご紹介いたします!
more
飛騨高山ご当地グルメ!~高山ラーメン(中華そば)6選~
飛騨高山ご当地グルメ!~高山ラーメン(中華そば)6選~
国内屈指の観光地、飛騨高山を訪れたら、絶対におさえておきたいのがご当地グルメの「高山ラーメン(中華そば)」です!

地元民には昔から「中華そば」や「そば」という呼び名で親しまれ、日常的に食べられているご当地ラーメン。人気アニメ映画『君の名は。』の中で、主人公達が「高山ラーメン」を注文していたことから注目が集まり、観光客や県外のお客様には「高山ラーメン」という呼び名が浸透していったとの情報もあります。
とは言っても、「高山ラーメン」を提供している老舗店のほとんどが「中華そば」とのれんを出しているため、お店を探す際はご注意ください。

飛騨高山にたくさんある「高山ラーメン」店ですが、馴染みのお店を決めてしまうと、どうしてもそこへ通ってしまいがち…(筆者である私は、家族の影響もあり子供の頃から老舗店「まさごそば」一択でした)。今回は馴染みのお店から飛び出して、私が実際に食べ歩いたオススメ店を6店ご紹介します!(個人の感想です)

この記事内に掲載されていない、おいしいお店はまだまだたくさんありますので、イチ参考としていただき、お好きな「高山ラーメン」食べ歩きを楽しんでください!
more
センスの良いお菓子で喜ばせたい!岐阜の今っぽい手土産10選
センスの良いお菓子で喜ばせたい!岐阜の今っぽい手土産10選
昔から定番の岐阜の手土産もいいけれど、友人や取引先など大切な人への送りものをするからには、最新でセンスの良いものを選びたいですよね。岐阜では現代のニーズに合わせてアップデートされた老舗菓子店のお菓子や、新進気鋭の新店などが続々と誕生しています。今回はその中から特におすすめの10商品をご紹介します。
more

オススメのPick Up 記事

春の絶景を求めて。岐阜の桜サイクリングの魅力とおすすめエリア・スポット3選
春の絶景を求めて。岐阜の桜サイクリングの魅力とおすすめエリア・スポット3選
3月も下旬になり、ポカポカと暖かい気候が続くと、”いよいよ春が近い!”という気持ちが高まりますよね。少し運動不足な気もするし、春を満喫するお出かけができないかなぁ〜という方には、サイクリングがおすすめです。今回は、春の岐阜を自転車で巡る魅力と、筆者おすすめのエリア・スポット3選をご紹介したいと思います。
more
一足早い食欲の秋へ出発。「明知鉄道 秋の食堂車(きのこ列車)」体験レポート
一足早い食欲の秋へ出発。「明知鉄道 秋の食堂車(きのこ列車)」体験レポート
うだるような夏が終わり、少しずつサラッと快適な秋晴れを感じるこの頃。いよいよ秋の行楽シーズンも目前です。秋といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。綺麗な紅葉という方もいらっしゃると思いますが、やはり食欲の秋ということでグルメですよね。きのこや栗、果物など、秋にはたくさんの味覚を味わえます。そこで今回は、一足早く食欲の秋を味わえる特別な列車「明知鉄道 秋の食堂車(きのこ列車)」をご紹介したいと思います。
more
飛騨古川でちょい飲み「はしご酒」5選
飛騨古川でちょい飲み「はしご酒」5選
岐阜県飛騨市には月1回は仕事で行ってます。色々な所で食事をしたり、地元の方々と懇親会を行ったりする度に思うのが、飛騨の魅力はお酒だなということです。
飛騨に行くまでは日本酒を飲んだことが無かったのですが、今はその魅力に取りつかれています。お土産として購入するのはもちろんのこと、ぜひ飛騨に来て飲んでみて欲しいです。
1つのお店でゆっくりと楽しむのもいいですが、今回はちょっと飲んで、ちょっとつまんで、はしご酒をしてみました。
歩いて行ける範囲に居酒屋がある町、飛騨古川で少し早めの午後5時頃からスタート。
昭和感漂う飛騨の夜の楽しみ方をご紹介いたします。
more