地元レポーター発!旅のコラム

ブルーベリー摘み取り、鮎釣り、BBQ!岐阜で夏の思い出を作ろう

永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
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休日の過ごし方はいろいろあると思いますが、時には少し時間をかけて遠出し、テーマパークのような所ではなく、ゆっくり自分の時間を過ごすことも最近は気に入ってます。
今回はそんな僕のお気に入りの場所である、岐阜県山県市の伊自良湖(いじらこ)にスポットをあて、夏休みに手ぶらで行ける場所と、そこでオシャレBBQをするために寄って行きたい所を紹介します。

【体験農園みとか】

名古屋市内から車で1時間程度の距離にある岐阜県山県(やまがた)市。伊自良湖へ向かう途中に、実と果実の狩り体験ができる「体験農園みとか」があります。

今回はブルベリーの摘み取りをして、BBQのデザートにすることにしました。

ブルーベリーの品種は6種類あり、約250本の木が栽培されています。鳥などに食べられないよう大きな網の中に木が設置されていて、実を摘み取ってカップの中に入れていきます。

濃い色のものが収穫時だと農園の方に教えていただき、大粒のものをとりました。

入園料の他に、摘み取りの持ち帰り分は1g3円で購入できます。

【みとかのカフェ】

敷地内にある「mitocafe」では、体験農園みとかで栽培されている新鮮な果物を食べることができます。

さっぱりスッキリした味わいの「いちごアイスティー」は絶品でした。

いちごパフェやハヤシライスランチもいただき、大満足です。

山県市はハヤシライスに力を入れている地域でもあり、ご当地グルメとして食べていただきたい1品です。

ここだけでも大満足でしたが、デザート用のブルーベリーを調達し、この農園で収穫したいちごの加工品であるジャムも購入し、目的地の伊自良湖へ向かいます。


体験農園みとか

住所:〒501-2124 岐阜県山県市小倉726

電話番号:0581-78-5556

営業時間:カフェ 8:30~17:00(ラストオーダー16:00)

定休日:水曜日、年末年始

駐車場:43台

※体験農園は時期によってとれるものが違います

【伊自良湖】

伊自良湖は東海環状自動車道・山県ICから車で約20分の所にあります。

山県市という読めない漢字の市ですが、「山の方にある所」という意味とのこと。

そんな由来を持つ地域なので、伊自良湖まではICを降りて田舎道や山道が続き、こんなに何もない所の先に湖があるの?と最初は思いましたが、ちゃんとあるので大丈夫です!景色を楽しみながら進んでください。


伊自良湖は周囲約2.4キロメートルの人工の湖で、四季折々の楽しみ方ができます。

今回は、湖をバックに撮影スポットでもあるハートのモニュメントを写してみました。ベンチに座って撮影できるようになっているので、カメラを構えてみると「あれ?ベンチが壊れてる?」

どうやら、座ると自然と真ん中に寄って距離が近くなるように工夫してあるみたいです。

さすが伊自良湖ですね。ぜひここで写真を撮ってくださいね。

【伊自良湖周辺の施設紹介】

伊自良湖にはさまざまなアクティビティができるエリアがあります。

わかさぎ釣りやボートに乗れる「FISH ONE」、BBQや鮎釣りが楽しめる「伊自良湖 FISING&ADVENTURE PARK」、キャンプができる「アンバイエ」、カフェ「ラブレイク」。

湖は歩いて1周できるので、写真を撮りながら散歩するのもおすすめです。

【カフェ・ラブレイク】

カフェ「ラブレイク」でも山県市名物のハヤシライスが食べられますが、その他にも「山県市産米粉高山ラーメン」など興味深いメニューがあります。

実は、この伊自良湖周辺の施設は地元の企業が経営しています。海津市の千代保稲荷神社にもお店があるので、どて系のメニューも得意中の得意。食にこだわり抜いているので、カフェ飯がとても美味しいのです。

これからBBQをやろうというのに食べずにはいられなくなり、ラブレイクに因んだピンク色の担々麺を注文。

スープが本当にピンク色でしたが、ビックリするほど美味しくて、坦々麺の辛みもしっかりとしていて、食べていて汗が出ました。

また、自家製クラフトコーラやラブレイクパフェなど、気になったものがたくさんありました。

ここのカフェが全体の総合案内的な役割をしているので、着いたらまずはラブレイクへ行ってみるのがよいと思います。


ちなみにカフェの名前である「ラブレイク」は公募で決まり、

ラブ(愛)+ブレイク(流行る)+レイク(湖)から来る造語だそうです。


ラブレイク 

住所:岐阜県山県市長滝25-1

電話番号:0581-78-4008

営業時間:10:00~17:30(オーダーストップ17:00)

【テントを張ってキャンプ気分】

僕は自然が好きと言ってはいますが、実はキャンプ用品を全く持っていないので、テントに憧れていました。

今回、宿泊はしませんでしたが、キャンプ気分を味わいたくて事前に予約して道具を全て借りました。家に持ち帰って片付けるのが面倒な方や、キャンプ用品を持ってない方には、現地で借りられるシステムはとてもおすすめです。

今回は湖の近くにテントを張りましたが、本格的にキャンプができる「アンバイエ」というエリアも同じ経営の方ですので、そちらもとってもおススメです。

【鮎釣り】

岐阜は「鮎のくに」でありますが、鮎釣りは難しいといいます。

僕は、撮影の時に何度か釣りをしたことはありますが、プライベートでは全く無いため、どう難しいのかを実はあまり分かっていません。

今回はなかなかできない鮎釣りが気軽に体験できる場所があると聞き、鮎釣り体験をしました。ラブレイクへ申込に行くと、釣竿などを有料で貸してもらえます。

建物横にある少し深い石でできた釣り堀には鮎がたくさん入っており、引っかけ釣りをします。

餌で釣るのではなく、針で鮎を引っかけるので、水の中に沈んだ針と鮎の動きを見て竿を引きます。

餌が無くて、釣りができるのか?と思いましたが、3匹釣れました。

自然の中でひたすら鮎の動きを見ていると、何とも言えない贅沢な時間を過ごすことができました。釣った鮎は、有料で塩焼きにして食べられます。

ゆっくり時間をかけて、自分で炭火で焼く鮎は最高に美味しかったです。

【BBQ】

食べてばかりいますが、念願のテント前でのBBQです。

今回食材はほとんど自分で準備し、道具を貸していただきました。

メニューは、ステーキ・焼きそば・フレンチトースト。グルテンフリーの焼きそばの麺があると聞いていたので、麺は準備していただきました。ちなみにソースもグルテンフリーでした。

静かな場所なので、鳥の声や風の音がしたり、そんな中でゆっくり食事をつくり、その場で食べる。

明日からガンバロー!という気持ちになれる空間と時間でした。

フレンチトーストは、材料を全て袋の中に入れ、フライパンで焼くだけの簡単なものでしたが、自分でとったブルベリーとジャムのチョイスが良すぎて、永遠に食べていたかったです。

次回はコーヒー豆を挽いたり、ここでコーヒーを淹れることにも挑戦したいです。

この記事のレポーター

永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
1996年10月6日岐阜県岐阜市生まれ。岐阜市プロモーション大使。飛騨市観光プロモーション大使。
ボーイズグループMAG!C☆PRINCEのメンバーとして、東海地方を中心に活動中。
テレビやラジオ番組・舞台などで、活躍の場を広げている。

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