地元レポーター発!旅のコラム

山県市で出会う!秋の味覚とふるさと栗まつり

透 千保
透 千保
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岐阜市北部に隣接する山県市(やまがたし)。市の84%が森林という自然豊かな地域です。2003年に高富町・伊自良村・美山町が合併して誕生しました。

四季折々の風景を楽しめる観光スポットも数多くありますが、中でも秋に注目を集めるのが「山県市ふるさと栗まつり」です。

山県市は利平栗の発祥地であり、有数の栗の産地。この土地ならではの秋の味覚を楽しめる栗まつりは、ぜひ訪れたい一大イベントです。

今回は、会場となる「四国山香りの森公園」や周辺のおすすめスポットをご紹介します。

山県市ふるさと栗まつり

「山県市ふるさと栗まつり」は1992年、地元住民の手による小さな「栗まつり」から始まりました。


1995年には第1回が開催され、その後の町村合併を経て規模が拡大。今では毎年4万人以上が訪れるビッグイベントになっています。

  • 2024年の様子
  • 2024年の様子
  • 2024年の様子

会場の目印は、田園風景の中にそびえる白いドーム「香りドーム」


館内の特設ステージでは歌謡ショーや地元ラジオ局の公開生放送が行われ、芝生広場の戦国ステージでは迫力あるパフォーマンスが披露されます。


園内には約90店舗もの模擬店が並び、グルメや特産品の買い物を楽しめます。中でも人気なのが「栗のつかみ取り」。毎年長い行列ができるほどの人気ぶりです。

2025年は10月5日(日)10:00〜16:00に開催予定。


  • 車で来場の方:周辺の駐車場は少ないため、実行委員会指定の臨時駐車場を利用しましょう。会場までは無料シャトルバスが運行します。


  • 公共交通機関の方:山県バスターミナルから無料シャトルバスが出ています。





◆山県市ふるさと栗まつり実行委員会事務局(山県市役所 まちづくり・企業支援課内)

住所:山県市髙木1000番地1

問い合わせ時間:9:00~17:00(平日)

TEL:0581-22-6831


「利平栗」発祥の地をたずねて

会場の四国山香りの森公園には、「利平栗 発祥の地」の石碑があります。


利平栗は山県市大桑地区の土田健吾氏が生み出した品種で、大粒で甘味が強く「栗の王様」とも呼ばれる存在。土田家の屋号「利平治(りへいじ)」がその名の由来です。

栗農家の三井重徳さんの畑では、1.7haの敷地に栗の木が整然と並び、秋には熟した実が地面に落ちています。


収穫期は8月下旬から10月上旬まで品種ごとに異なり、「えな宝来」や「丹沢」など多彩。甘味の強い利平栗は一方で割れやすく、栽培が難しいといいます。

収穫後は水洗いし、一粒ずつ丁寧に傷を確認。さらに選別機でサイズごとに仕分けされます。


ピーク時は収穫も大忙し。農家さんの丹精込めた作業に思いを馳せながら味わうと、栗のおいしさがより一層深まります。

香り会館でハーブ体験

四国山香りの森公園内には「香り会館」があります。


館内に入るとハーブの香りに包まれ、ギフト販売や体験型ワークショップを楽しむことができます。

今回は「香る体験工房」でハーブ小物作りに挑戦。花材の種類が豊富で迷ってしまうほどでした。


時間をかけてじっくり制作することも、パーツを選んで短時間で仕上げることも可能。

リースやポプリ、香水やアロマキャンドル作りなども体験でき、初心者でもスタッフが丁寧にアドバイスしてくれるので安心です。


次回は大切な人へのプレゼントとして作ってみたいと思いました。


◆香り会館

住所:山県市大桑726-1

営業時間:9:00~17:00

定休日:火曜日

TEL:0581-22-5400



ティーハウス「ハーブレンド」

香り会館の隣にあるティーハウス「ハーブレンド」では、種類豊富なハーブティーを楽しめます。


血行促進やリラックス、美容効果など効能に合わせて選べるのも魅力。

暑い日にはフレーバーティやトロピカルマロウがおすすめです。ハーブ園を眺めながらゆったり過ごすのもいいですね。気に入った茶葉を購入することもできますよ。


また、フードメニューもユニーク。山県市特産の黒にんにくを使った「元気玉バーガー」や、園内で採れたバジルを使ったピザやパスタが人気です。

今回は1日限定5食の「山県バジルチーズハンバーガー」をいただきました。飛騨牛のハンバーグにチェダーチーズ、自家製バジルソースが重なり、ボリュームも味わいも大満足!


期間限定メニューなので事前に確認して訪れるのがおすすめです。

さらに、高校生と協同開発した「ぱんぱかぱんけーき」という体験型スイーツも提供。自分でデコレーションできる新感覚のおやつとして話題です。


◆ティーハウス「ハーブレンド」

住所:山県市大桑726-1

営業時間:9:00~17:00

定休日:火曜日

TEL:0581-27-3944(ハーブレンド直通)


RICO DOLCE(リコ ドルチェ)

清流のほとりに建つ「RICO DOLCE(リコ ドルチェ)」は、熊本県球磨産の栗を使った新感覚のスイーツで注目を集めるお店です。


仕入れから加工、商品づくりまで一貫して行い、店舗販売だけでなくオンラインでも購入可能です。

おすすめは、栗と和栗クリーム、コーヒーゼリーのハーモニーを味わえる「パルフェ・オ・リコマロン」。見た目も華やかで、上にちょこんと乗ったメレンゲがかわいらしい一品です。


10種類の果実が入った「ザ・フルーティ」や、和栗アイス「翠」も人気。

  • 提供写真
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そして一番の看板商品が「生モンブラン和栗」。搾りたての和栗クリームを贅沢に使い、栗本来の甘味を存分に楽しめます。


「和栗」「バニラ」「いちご」の3種類があり、異なる魅力を味わえます。

店長の花村舞さんは「栗本来のおいしさを伝えていきたい」と語ります。2025年4月には東京・日本橋にも出店し、岐阜発のスイーツを全国に発信しています。


◆RICO DOLCE

住所:山県市佐野330-5

営業時間:10:00~16:00(店舗販売) 問い合わせ時間:9:00~17:00

店休日:水曜日(秋の栗シーズン中は臨時休業あり)

TEL:0581-78-5887





◆RICO DOLCE 日本橋

住所:東京都中央区日本橋3-6-7 101

営業時間:11:00~18:00

TEL:03-3246-5007



山県ばすけっと

山県バスターミナル内にある「山県ばすけっと」は、地元農家の農産物や特産品が揃う直売所。お土産選びや食事も楽しめる注目スポットです。

秋のおすすめスイーツは「極み 和栗モンブランソフト」と「和栗モンブランソフト」。


利平や筑波、丹沢などの栗を使ったペーストに、キャラメリゼしたクルミをトッピング。香ばしさと栗の風味が絶妙です。

  • 提供写真
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さらに2024年に登場した「凜々(りり)」は、山県産の栗を100%使用しています。


栗クリームを求肥で包み、たっぷりの栗ペーストを重ねた贅沢な一品。冷凍で販売され、解凍後に味わうやさしい口溶けが特徴です。

店内にはパウンドケーキやバームクーヘン、フィナンシェなど栗を使ったお菓子がずらり。新作も続々登場しており、訪れるたびに新しい発見があります。



2025年秋の新作スイーツは「栗ひろい」山県産和栗のムース。


見た目は、大きな栗そのもの。中には、栗の甘露煮やモンブランクリームがぎっしり詰まっています。いがぐりに見立てたパリパリ食感も楽しめる一皿です。



◆山県ばすけっと

住所:山県市東深瀬699番5

営業時間:9:00~18:00

※山県ごはん:10:00-16:00 (ラストオーダー15:00) 

定休日:毎週水曜日
※祝日、お盆、栗のシーズン等は営業

TEL:0581-32-9720 




長良ういろ

  • 本社・工場

秋になると食べたくなるのが「栗むしういろ」。長良ういろでは、岐阜県産ブランド米「はつしも」を使用し、昔ながらの杵と石臼で米粉にしているのだそう。


さらに山県市のおいしい地下水も欠かせません。もちもちしているのに口溶けがよく、上品な味わいが魅力です。大きな栗が贅沢に使われた逸品は、まさに秋の味覚そのもの。

注文があれば、山県市産の栗を使った「生ういろ利平栗」も製造されますが、すぐに完売してしまうほどの人気ぶり。


ほかにも「さくらういろ」「枝豆ういろ」「桃ういろ」など、季節限定の商品も豊富です。

  • 店舗

十数年前には、岐阜市の鵜飼観覧船待合所内に「鵜飼茶屋しゃぐ」を出店。お土産だけでなく、限定の生菓子やかき氷、ソフトクリームなども販売し、岐阜を訪れる方々に憩いの空間を提供しています。


「長良ういろ」3代目の浦瀬 将孝さんは商品開発に余念がなく、お客様の声を生かした新しい商品を次々と生み出しています。ぜひ進化系ういろも見つけてみてください。


◆長良ういろ(本社・工場)

住所:山県市高富1247-4

営業時間:9:00~16:00

定休日:日曜日

TEL:0581-22-1588



◆鵜飼茶屋しゃぐ(店舗)

住所:岐阜市上材木町428-2(鵜飼観覧船待合所内)

営業時間:10:00~20:00

定休日:火曜日(鵜飼いシーズン中5/11~10/15は無休)

TEL:058-264-4506




この記事のレポーター

透 千保
透 千保
岐阜市出身・在住。
フリーアナウンサー、ビジネスマナー講師。
公共交通機関の案内アナウンスも担当。
海外渡航歴21カ国。ニュースや番組取材を通じて得た岐阜の魅力を、多くの方にご紹介します。

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◆開催期間◆
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◆開催時間◆
午後5時30分 から 午後9時 まで
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◆開催場所◆
岐阜公園/岐阜市大宮町1
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◆チケット◆
【大人(大学生以上)】
平日:前売り券1,600円、当日券1,700円
土日:前売り券1,800円、当日券1,900円
【中学生・高校生】
平日:前売り券1,300円、当日券1,400円
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◆アクセス◆
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「JR岐阜駅」または「名鉄岐阜駅」から岐阜バスで「長良橋方面行き」または「市内ループ線左回り」で約15分。
「岐阜公園・岐阜城」バス停降りて直ぐ

・自動車
東海北陸自動車道「岐阜各務原I.C」から約20分または東海環状自動車道「岐阜I.C」から約15分で岐阜公園駐車場へ

※駐車場には限りがありますので、公共交通機関のご利用をオススメします
(土日の岐阜公園周辺は交通渋滞が予想され、駐車するまでに2時間以上かかる場合があります)
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