岐阜の神社・お寺で出会う “かわいいおみくじ” 10選【神社仏閣めぐり】
- 長月あき

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伊奈波神社の逆さ狛犬みくじ(岐阜市)
1900年以上の歴史を持つ、岐阜市の伊奈波(いなば)神社。初詣では県内随一の参拝者を集める、岐阜を代表する神社です。織田信長や、その義父として知られる斎藤道三ともゆかりがあり、日本遺産「『信長公のおもてなし』が息づく戦国城下町・岐阜」の構成文化財ひとつに認定されています。
伊奈波神社の見どころのひとつが、拝殿へと続く階段を上りきった先、神門の手前に鎮座する「逆さ狛犬」。後ろ足を蹴り上げ、逆立ちするようなユニークな姿が印象的です。撫でると金運や勝運が上昇するといわれ、参拝者に親しまれています。
この逆さ狛犬をモチーフにしたのが「逆さ狛犬みくじ」。金運上昇を象徴するかのような、金色の狛犬が目を引く、伊奈波神社ならではのおみくじです。
黒龍神社の黒龍みくじ(岐阜市)
伊奈波神社の境内に鎮座する黒龍神社。伊奈波神社が現在の地へ移ってくる以前から、この場所に祀られていたと伝えられています。この神社に祀られている黒龍大神にはあらゆる願い事がかなう強力なご利益があるとされ、古くから信仰を集めてきました。「黒龍みくじ」は、その名の通り黒い龍をかたどったおみくじ。
黒龍みくじは上記の逆さ狛犬みくじとあわせて、伊奈波神社の授与所でいただくことができます。
■伊奈波神社・黒龍神社
所在地:岐阜市伊奈波通り1の1
TEL:058‐262‐5151
岐阜稲荷山本社のお喜常(きつね)みくじ(岐阜市)
岐阜城が築かれた金華山の山麓に鎮座する岐阜稲荷山本社。
お稲荷さんといえば、やっぱりキツネ。境内で授与されているのが、ころんと愛らしい張り子の「お喜常(きつね)みくじ」です。
こちらの神社は、山の斜面に沿って境内が広がっており、参道はゆるやかな坂道と階段が続きます。全体的に歩きやすい道ですが、参拝の際は歩きやすい靴で訪れると安心です。参道沿いには、徳川家康や本居宣長などの遺訓や言葉が書かれた立て札が並び、ひとつひとつ読みながら上っていくのも楽しかったですよ。
高台にある奥宮までいくと、天気のよい日には開放感あふれる眺望が楽しめます。訪れたのがちょうど紅葉の終わり頃だったため、色づいた木々の名残も味わうことができました。
■岐阜稲荷山本社
所在地:岐阜市上加納山4712-23
岐阜護國神社のかっぱみくじ(岐阜市)
金華山の北側、長良川の清流に寄り添うように鎮座する岐阜護國神社。護國神社は、各都道府県に一社ずつあるのが一般的ですが、岐阜県には三社の護國神社が鎮座しています。そのうちのひとつがこちらの岐阜護國神社です。
ここでいただけるのが、思わず手に取りたくなる愛らしい「かっぱみくじ」。神社が建つこの一帯は、もともと長良川の河川敷で、古くから河童が住んでいたという伝説が伝えられています。境内には、その由来にちなんで「河童大明神」をお祀りする河童堂があります。
■岐阜護國神社
所在地: 岐阜市御手洗393
TEL. 058-264-4321
URL:岐阜護國神社 公式WEBサイト
御嶽神社茅萱宮のあゆみくじ(岐阜市)
岐阜市の住宅街に静かに佇む「御嶽神社 茅萱宮(おんたけじんじゃ かやのみや)」。岐阜県と長野県にまたがる霊峰・御嶽山を信仰する、こじんまりとした神社です。
こちらでいただけるのが、岐阜の清流・長良川の鮎をモチーフにした「鮎みくじ」。鮎は「魚」へんに「占」と書くことから、古くより“鮎が釣れると幸運が訪れる”とされる、縁起のよい魚として親しまれてきました。釣り上げるスタイルのおみくじは、運気までも引き上げてくれそうですね。
■御嶽神社茅萱宮
所在地:岐阜市萱場南3-4-25
TEL:058-232-2784
URL:御嶽神社茅萱宮 公式WEBサイト
大龍寺のだるまみくじ(岐阜市)
「だるま観音 」として知られる金粟山大龍寺(こんぞくざん だいりゅうじ)でいただけるのが、縁起物として親しまれている「だるまみくじ」。倒れても起き上がる起き上がりこぼしを思わせるおみくじは、前向きな気持ちをそっと後押ししてくれそう。祈願だるまが並ぶ達磨大師堂の中で授与されています。
大龍寺は約1300年の歴史を持つ臨済宗のお寺で、約500年前から達磨大師を“守り仏”としてお祀りしています。境内の高さ約5メートルの達磨大師坐像は見どころのひとつ。また、毎年1月中旬には、役目を終えただるまに感謝を捧げる「だるま供養」も行われています。
■金粟山 大龍寺
所在地:岐阜市粟野2339
TEL:058-237-3837
虎渓山永保寺のだるまおみくじ(多治見市)
大龍寺と同じ「だるまおみくじ」を授与しているのが、岐阜市から車で1時間ほどの多治見市にある、臨済宗南禅寺派の寺院 、虎渓山永保寺(こけいざん えいほうじ)です。中国・廬山の渓谷にその景観が似ていることから、「虎渓山」という山号が付けられました。
国の名勝に指定された庭園をはじめ、観音堂と開山堂は国宝にも指定されており、歴史と美しさをあわせ持つ名刹として知られています。紅葉の名所としても有名で、秋には多くの参拝者で賑わいます。境内に足を踏み入れると、見事な庭園や堂宇が目に入り、景観を楽しみながらゆっくりと散策しているうちに、自然と穏やかな気持ちになります。
なお、永保寺ではお正月になると、数量限定で干支をかたどったおみくじも登場します。
■虎渓山永保寺
所在地:多治見市虎渓山町1丁目-40
TEL:0572-22-0351
南宮大社の椿みくじ(垂井町)
岐阜県西部・垂井町に鎮座する南宮大社は、美濃国一の宮として知られ、全国の鉱山・金属業の総本宮とされる由緒ある神社です。鮮やかな朱塗りの本殿・拝殿・楼門などの建築物は、 国の重要文化財に指定されています。
こちらでいただけるのが、御神木「白玉椿」をモチーフにした「椿みくじ」。ガチャガチャを回して引くスタイルで、白・赤・桃・金の4色が用意されています。どの色がでるかは回してからのお楽しみ。南宮大社の境内には1,000本以上の椿が植えられており、春には美しい花景色が見られます。
また、「悩みを一刀両断してくれる」といわれる「刀みくじ」もユニーク。歯切れのよい一言が、迷いがちな気持ちにそっと区切りをつけてくれるかもしれません。
■南宮大社
所在地:不破郡垂井町宮代1734-1
TEL:0584-22-1225
手力雄神社の開運鮎みくじ(各務原市)
各務原市に鎮座する手力雄神社(てぢからおじんじゃ)は、織田信長が戦勝祈願を行ったと伝えられ、勝運・開運のご利益で知られる神社です。
こちらでいただける数種類のおみくじの中でも、ひときわ目を引くのが「鮎みくじ」。神社周辺には、かつて木曽川の鵜飼いに関わる人々が暮らしていたことから、その歴史にちなんで授与されています。御嶽神社茅萱宮の鮎みくじとはデザインが異なり、よりころんとした愛らしい姿が特徴的。
本殿の軒下には、飛騨の匠・左甚五郎作と伝えられる龍の彫刻があり、参拝の際にはぜひ見上げてほしい見どころのひとつ。境内には二つの古墳も残されており、古代から続くこの地の歴史を感じながら参拝することができます。
■手力雄神社
所在地:各務原市那加手力町4
TEL:058-382-3383
飛騨総社の獅子頭おみくじ(高山市)
高山市に鎮座する飛騨総社は、飛騨国内の十八社をお祀りする神社です。毎年5月に行われる例祭では、二人ひと組で舞う「親子獅子舞」が奉納されます。この獅子舞は、200年以上にわたって受け継がれてきた伝統芸能として、今も大切に守られています。
その親子獅子舞にちなんで、飛騨総社で授与されているのが、獅子頭をモチーフにした「獅子頭おみくじ」。力強さの中に、どこか愛らしさも感じられる姿が印象的です。ほかにも、獅子頭のデザインがあしらわれた神社オリジナルの御朱印帳が用意されており、参拝の記念にもおすすめです。
■飛騨総社
所在地:高山市神田町2-114
TEL:0577-32-0687
おわりに
今回ご紹介した岐阜県の“かわいいおみくじ”は、それぞれの神社・お寺の歴史や風土、地域に伝わる物語がかたちになったものばかり。見た目の愛らしさだけでなく、その背景を知ることで、参拝の時間がより印象深いものになります。
岐阜市内のまち歩きから、近郊エリア、飛騨地方への旅まで。岐阜ならではの神社仏閣めぐりをしながら、おみくじや御朱印なども楽しんでみてくださいね。





















































