地元レポーター発!旅のコラム

何度でも来てほしい!スポーツ観戦と岐阜市の楽しみ方

永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
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織田信長ブームで盛り上がりをみせている「岐阜」。信長公といえば「おもてなし」のエピソードがいくつか残っていますが、そのおもてなしを受けた宣教師ルイス・フロイスとの別れ際に「美濃へは何度でも訪れよ」と告げたそうです。
今回は、岐阜市の楽しみ方をスポーツ観戦を交えて、いつもとは違った目線でご紹介します。

僕は高校時代までサッカーをしていました。今でも時間があれば、サッカーや様々なスポーツを観戦しに行きます。岐阜市には、大きな大会を開催できる会場がいくつかあり、試合がある日には、駅や会場周辺でサポーターの方たちをお見かけします。
観戦の時の楽しみ方は人それぞれあると思いますが、僕のおススメは、時間ギリギリに会場へ行くのではなく、せっかくなので朝から周辺観光を楽しんでもらいたいです。

岐阜市での時間の使い方を、地元民ならではの目線で、観光スポットも合わせて伝授したいと思います。

【岐阜県の色々を集めた「THE GIFTS SHOP」】

まるで岐阜県内全域を旅している様な感覚にさせてくれるお店が、JR岐阜駅の中にあります。

岐阜のいいものを集めたお店「THE GIFTS SHOP~清流の国~」には、お酒やタオル、美濃和紙を使ったうちわなど、岐阜の名産品がたくさん並びます。

店内はテーマごとにレイアウトされていて、目に留まるものがたくさん。岐阜土産を探すのにピッタリです。県外から来られる方は、ぜひ立ち寄ってみてください。


住所:岐阜県岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 2F

(JR岐阜駅・アクティブG内)

電話番号:058-212-3255

営業時間:10:00~19:00

定休日:アクティブG休館日

【映えスポットがある問屋町でモーニング】

JR岐阜駅から続くデッキを歩くと、昭和感あふれる建物や通路に思わずカメラを向けたくなります。岐阜駅の目の前にある問屋町は、ノスタルジックな映えスポットでもあります。


その中にある「Beringei cafe」は、隠れ家的オシャレなカフェ。何種類もあるモーニングから、今回はタコミートをチョイスしました。サラダも付いて、朝ごはんにちょうど良いボリューム。1階で注文をして、2階へ上がっていただきます。


店名の”ベリンゲイ”はゴリラの学術名ということで、ゴリラが描かれたオリジナルグッズが並んでいました。ゆっくりしながらグッズを見ていると、ついつい時が経つのを忘れてしまいます。


住所:岐阜県岐阜市問屋町3-3

電話番号:058-214-7360

営業時間:9:00~18:00

定休日:月曜日

駐車場:無し

【散歩しながら柳ケ瀬商店街へ】

「柳ブラ」という言葉を母から聞いたことがあります。”柳ケ瀬商店街をブラブラ歩くこと”をそう呼んでいたそうです。

柳ケ瀬商店街はアーケードになっているので、天気を気にせず歩くことができます。昔からあるお店や、新しいお店。昔の映画の看板につられて、映画も観たくなります。久しぶりに訪れましたが、来る度に新たな発見があり、奥深い商店街です。


今回は、柳ケ瀬の人気店「ツバメヤ 柳ヶ瀬本店」に立ち寄ってみました。このお店の名物は「わらび餅」。わらび餅は夏のお菓子のイメージですが、ツバメヤでは一年を通して置いてある定番商品となっています。

そのわらび餅を、家族へのお土産にするために行ったのですが、店内に足を踏み入れると、どら焼きを焼いている甘~い良い香りがして、ついついどら焼きも買ってしまいました。


この日もお客さんが続々と入ってきて、店内は常に満員。売り切れることがあるので、ぜひ早めの時間に行ってみてください。


住所:岐阜県岐阜市神田町4-13

電話番号:058-265-1278

営業時間:9:00~18:00

定休日:月曜日

駐車場:無し

【いざ、バスケットボール観戦!!】

この日は、岐阜のプロバスケットボールチーム「GIFU SWOOPS(岐阜スゥープス)」の試合を観戦するためOKBぎふ清流アリーナへ。


冬がシーズンのバスケットボール。子どもの頃、冬の体育館は寒いという印象でしたが、暖房が効いていて館内はとても暖かかったです。

試合開始の2時間くらい前に行き、外で販売されているキッチンカーや、グッズを見るのも楽しみの一つ。チームのマークがついたポテトやドリンクカップが、テーマパークに来たみたいで楽しい。食べ歩きは禁止ですが、席に持ち込むことはできます(感染状況により変更となる場合がありますので、公式サイト等でご確認ください)。


そして、本試合前に行われるエキシビジョンマッチも楽しむのが通の楽しみ方です。

【臨場感ある試合】

驚いたのは、試合が始まる前の演出。照明やスモークを使って選手の紹介が行われるのですが、この演出が、さらに僕たち観客をワクワクさせてくれます。


席の場所は、その人の好みの見方にもよりますが、迫力のあるゴール近くがオススメ。チアリーダーの盛り上げで会場の一体感が増し、”観ているだけ”の楽しみ方だけではなく、一緒に参加してるような気分になります。


バスケットボールは動きが速いので、ファールの理由が分からない時があります。そんな時に、解説者がすかさず入れてくる説明を聞けるのも、会場で観戦している醍醐味の一つだと思います。

【試合後の時間は、再び観光を】

バスケットボールの試合は2時間程度なので、観戦後にも観光が楽しめます。


僕のオススメは、岐阜公園と正法寺。こちらでは、期間限定で岐阜和傘や岐阜提灯を用いた岐阜ならではの灯りイベント「ぎふ灯り物語2023」が開催されていました(令和5年1月21日~29日まで)。毎年内容が少しずつ異なっており、まるで信長公から居館跡で「おもてなし」をされているかのような”リアルタイム・プロジェクションマッピング”は、本当に見ごたえがありました。この記事を見た方は、ぜひ来年の「ぎふ灯り物語」に期待してください。


そして、信長公に代わって、岐阜市プロモーション大使の僕から

「美濃に来られた時は、ぜひお立ち寄りを!」

この記事のレポーター

永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
永田 薫(MAG!C☆PRINCE)
1996年10月6日岐阜県岐阜市生まれ。岐阜市プロモーション大使。飛騨市観光プロモーション大使。
ボーイズグループMAG!C☆PRINCEのメンバーとして、東海地方を中心に活動中。
テレビやラジオ番組・舞台などで、活躍の場を広げている。

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【みのかも健康の森】
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※こちらの記事は2022年に投稿されたものですので、情報が変わっている場合があります。
お出かけの際には、事前にご確認ください。
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