地元レポーター発!旅のコラム

岐阜県土岐市にある美人陶器の器で、ご自宅で過ごす時間を華やかに

ハマダアヤノ(2021年度~2023年度)
ハマダアヤノ(2021年度~2023年度)
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岐阜県・土岐市というのは、昔から美濃焼が有名な陶器の街です。そんな土岐市には、美しい美濃焼を生産する窯元がたくさんあり、素敵なお皿やカップを購入することができます。美濃焼は、ご自宅で過ごす時間をより華やかにしてくれるアイテムです。

今回は、昨年より過去のイメージを一新し、新たに活動を始めた、岐阜県土岐市にある美人陶器の器をご紹介します。

美人陶器の作業場で美濃焼を学ぼう

今回取材した美人陶器では、美濃焼ができるまでの工程や、作り方がわかる作業場を見学することができます。こちらは完全予約制になりますが、職人さんに案内してもらえます。

ただお土産として美濃焼を買うだけではなく、その作り方や工程を知ることで新たな発見があり、今までとは違った角度で楽しめます。

美人陶器から生まれる器の製作工程

美人陶器で生み出される器の製造方法は、主に「鋳込み」と「動力(水ごて)」と呼ばれる、2つの技術を使っています。


まず鋳込みとは、土に水を加えて泥状にした後に、それぞれの型へと流し込みます。軽く30-40分ほど置いたら逆さまにして、中の泥水を抜く作業をします。こちらは一輪挿しやトックリなど、中が空洞のものを作るときに使われる技術です。


次に、動力(水ごて)は、土を柔らかく粘土状にしてから、専用の機械で形や皿の厚さを調整して、形を作る手法となります。


どちらの作業も、普段は見ることができないので、見学できるのはとても楽しいです。また、器を作るための機械は古くから使用している技法で、現代の機械と違って歴史を感じられるのも魅力の一つです。

釉薬の化学反応による色付けと焼成

陶器には、様々な色やツヤなどの質感があります。この色や質感は、釉薬(ゆうやく)を素焼きした陶器に付けて焼くことにより、うまれています。しかし、釉薬は色を陶器に着色しているのではなく、物質の化学反応の原理を利用しているので、一度焼いてみないと、どんな色合いになるかわかりません。


簡単にいうと、鉄を使った釉薬は酸化することで酸化鉄の色へと変化し、銅も酸化することで緑色のような酸化銅になるというイメージです。

このように、美濃焼や陶器のことを知れる美人陶器の作業場は、陶器が好きなかたこそ、ぜひ一度は足を運んでいただきたい場所です。

新たな取り組み

美人陶器では、廃棄された陶器を粉にし、土に混ぜ合わせて新しく陶器を作るSDGsの取り組みを行っています。また、焼成の際の窯の温度を調整するなど、環境に配慮した活動も行っています。廃棄されたものが再度美しい陶器に戻るのは、とても素敵なことではないでしょうか。


他にも美人陶器では、古い技術に新しい技術を加えて製作に挑戦しているので、様々な新しいアイテムが誕生しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

岐阜県・土岐市へ行ったらぜひ美人陶器へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか

今回は、岐阜県・土岐市にある美人陶器さんを取材しました。美濃焼とひとことに言ってしまうのは簡単ですが、製作の工程を見ることで、陶器の新しい楽しみ方を知れるのではないでしょうか。土岐市へ行ったらぜひ美人陶器へ立ち寄ってみてください。

この記事のレポーター

ハマダアヤノ(2021年度~2023年度)
ハマダアヤノ(2021年度~2023年度)
28歳でウェディング専門花屋を起業。新型コロナウイルスの影響を受け、自分の人生をより自由に選択できるようにと店舗を縮小し、フリーのライター兼フォトグラファーとして活動を始める。現在はクリエイティブな仕事を請け負うマルチクリエイターとして活動中。

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