「恵那、焚き火の楽園」根の上アウトドアパーク恵那 保古グランピングに泊まってみた!
- 西村知穂
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アクティビティ体験 その1「 カヌー」
「国民宿舎 恵那山荘」で受付を済ませ、まずはアクティビティ体験。「Hoko.Glamping」では「カヌー・SUP体験」「ドローン体験」等、ロケーションを活かしたアクティビティが充実しているのも魅力です。ということで、保古の湖で「カヌー体験」に挑戦!波がない湖での体験ですし、経験豊富な地元の講師がついてくれるので、初めての方もお子さんも安心して楽しめます。ライフジャケットを装着し、いざ冒険の湖へ出発!
非日常の特別な時間
最初は漕ぐのに必死な私でしたが(笑)慣れてくると湖面を渡る風がさわやかで気持ち良く、大自然の中で鳥のさえずりや、パドルが水面に触れる音を聞いているだけで癒されます。自ら松の下をくぐって松ぼっくりをゲットしたり、泳いでいる大きな鯉を発見して大興奮。岸では久しぶりに「水切り」をみんなで楽しんだり、童心に帰って大はしゃぎ。保古の湖から見る恵那山は絶景でしたよ〜!非日常の特別な時間を過ごせました。
全棟貸切のグランピングドーム
いよいよ、お楽しみのグランピングエリアへ。管理棟で出迎えてくれたスタッフから説明を受け、一歩足を踏み入れるとそこはまるで夢の世界。中央に巨大なファイアーピッドがそびえ、それを囲むようにして並んでいる10棟のドームテントが、めちゃくちゃ可愛かったです。1棟貸切タイプ(定員4名)で全てのテントにウッドデッキがあり、そこにはお洒落なテーブル席とソファ席が。専用のBBQグリルも備え付けられていました。
快適に過ごせるお洒落テント
気になるドームテントの中は、まぁるい天井が空を思わせる広くてお洒落な空間でエアコンも完備。思わずダイブしたくなるフカフカのベットで眠ることができる上、ソファー、冷蔵庫、コートハンガーなどが設置されていて、まるでホテルのようです。アメニティも、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、スリッパなど、ひと通り揃っているので手ぶらで来てもOK。快適に過ごしながら、大自然と一体になったような感覚が味わえます。
アクティビティ体験 その2 「焚き火珈琲焙煎」
ディナーまでの時間は、予約なしで当日体験できるアクティビティ「焚き火珈琲焙煎」にチャレンジしました。各サイト横に1台ずつあるファイアーピットで、網に入れたコーヒー豆を焚き火でシャカシャカ揺らしながらゆっくり焙煎します。蒔きをくべて火をおこし、好みの炒り具合になるまで、豊かな香りに包まれながら過ごす贅沢な時間。コーヒー豆がはぜるパチパチという音が耳に心地よかったです。自分達で焙煎したコーヒーの味は格別でした。
夜の宝石箱や〜!
ディナーには、「壱ノ重(前菜)」「弐ノ重(グリル料理)」「参ノ重(デザート)」の三段重、その名も「夜の宝石箱」が登場です。その豪華さと美しさに感動!恵那の特産品である三浦豚をはじめ、恵那山麓野菜、地卵など、地元の食材がふんだんに使われ恵那の魅力が詰め込まれていました。珍しい調味料が何種類も用意されていたり、器や調理器具も素敵で、これぞ、glamorous campinng!贅沢なアウトドアを満喫できました。
絶品カレーでキャンプ気分を満喫
料理の締めには、キャンプの定番、鍋で炊いたカレーも楽しめます。このカレーがめちゃうま!中に、ランプ肉をカットしていく上で余ったスジや切れ端、野菜の角などを入れて、食品ロス削減の対応もしているそうです。美味しいお料理に合わせ、管理棟で販売されているカマドブリュワリー(瑞浪市のビール工房)のクラフトビールで乾杯。だんだん日が暮れていく様子を眺めながら、笑顔あふれる素敵なひとときでした。
コンセプトは「火の木の里」
保古グランピングでは、中央の大型ファイアーピット、各宿泊棟の暖炉型ファイヤーピット、湖畔エリアにオリジナルのファイアーピットが配置され、異なるシチュエーションで思う存分、焚き火が楽しめます。使用する薪は、森の循環を促すヒノキの間伐材を使用。同じ顔を見せない火は、ずっと見ていられるから不思議です。じんわりした暖かさや、時折、ぱちぱちとはじける音、煙の匂いを五感で堪能。日々のことを忘れ、リラックスできました。
アクティビティ体験 その3 「テントサウナ」
最後に「テントサウナ」を初体験。耐熱性テントの中には薪ストーブが炊かれ、その上に敷き詰められたアツアツのサウナストーンに水をかけると蒸気が発生します。テントを高温にすることでサウナが完成する仕組みなんですが、お水をかける度に熱風を浴びて一瞬にして汗だくに。外気浴が気持ち良かった〜!お風呂は、シャワールームはもちろん、「恵那山荘」の大浴場を無料で使えるのが嬉しかったです。夜の景色も寝心地も最高でした。
朝の宝石箱や〜
鳥のさえずりで目を覚ました朝。朝食はバスケットに入ってテントに運ばれてきます。部屋の前で食べるのもいいですが、ピクニック気分でTakibi Valley(保古の湖畔)まで足を延ばし、湖のほとりのお洒落なテラスでいただくのがオススメ。手作りしたホットサンド、美味しかった〜!朝露でキラキラした景色の中、最高のパワーチャージができました。是非、皆さんも「恵那、焚き火の楽園」で非日常を楽しんできてください。