地元レポーター発!旅のコラム

コロナ禍で急増!岐阜のお土産が買える自動販売機10選

各務ゆか(2021年度~2024年度)
各務ゆか(2021年度~2024年度)
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コロナ禍で非接触での購入が重宝されています。岐阜県内でも最近ご当地商品を自動販売機で販売する店が増えています。
自動販売機は感染対策ができるだけでなく、24時間思いついた時にいつでも買いにいけるというメリットもあります。新しいお土産購入のかたちをぜひ体験してみてください!

1.地元のフードクリエーターを応援するお菓子の自販機「PANTRY BY Coneru」/大垣市

大垣市郭町にあるカフェ「Bake A」の前には焼き菓子やパンなどを販売する自動販売機があります。手掛けているのは大垣を拠点にシェアキッチンやフードコンサルなどを行う「Coneru」。コロナ禍でマルシェなどの出店が難しくなる中、シェアキッチンなどを利用するフードクリエーターを支援するために考えられた自動販売機で、手作りクッキーやベーグルなどを買うことができます。

例えば、バニラビーンズがしっかり効いたカヌレやねこの抱っこクッキーなど、ちょっとしたプレゼントにもぴったりな個包装のおやつなどがラインナップ。どれも手作りでほっこりする味ですよ!


■PANTRY  BY Coneru 自販機設置場所

岐阜県大垣市郭町4-32 オクノビル1F マフィン スコーン専門店 Bake A前

年中無休24時間稼働

2.信長レタスが買える野菜自販機「アグリラボ」/瑞穂市

岐阜県神戸町に本社のある「アグリラボ」が手掛ける「信長レタス」が売られている自動販売機もあります。レタスを生で食べる時のみずみずしさはもちろんのこと、煮ても炒めてもシャキシャキ感が失われないのが特徴。さすがブランドレタス!といった味です。

「信長レタス」の他に、他品種の「光秀レタス」、ほど良い辛さが特徴の「おいしいクレソン」なども販売されています。


■アグリラボ 自販機設置場所

岐阜県瑞穂市田之上553-4 アグリラボのハウス前

24時間稼働

3.県内初の鶏白湯ラーメンの冷凍自販機「イロドリ」/岐阜市

岐阜市北一色のラーメン店「イロドリ」の前には県内初の冷凍ラーメンの自動販売機があります。美濃古地鶏の鶏ガラなどを長時間強火で炊いて作る鶏白湯のスープが特徴のお店ですが、自動販売機で販売されるラーメンは冷凍用にしても味が落ちないよう独自に開発されたもので、自分で作っても、お店の味がきちんと再現できるのが嬉しいポイントです!

販売されているのは、鶏白湯ラーメンの他、和えそば、つけ麺、酸香辣そばの4種類。夜中に「どうしてもお店のラーメンが食べたい!」と欲した時にもすぐに買いにいけますよ!笑


■イロドリ 自販機設置場所

岐阜県岐阜市北一色5-13-25 

24時間稼働

4.昆虫食がズラリと並ぶ自販機「くわがた村」/岐阜市

近年、「高たんぱく」「食料危機を救う」などと言われて注目を集めている昆虫食。岐阜市日野にある昆虫販売店「くわがた村」でもそんな昆虫食の自動販売機が設置されています。並ぶのは、コオロギやバッタ、ゲンゴロウなどの昆虫食です。

どれを選ぼうか迷う方には”シークレット”ボタンもあるので、ランダムに出てくる昆虫食を楽しんでみるのもおすすめ。”シークレット”で買って見たら「オケラ」が出ました。昆虫は主に東南アジアで採取され、日本で日本人の舌似合うように加工されているそう。友達と食べたら盛り上がること間違いなしです。


■くわがた村 自販機設置場所

岐阜県岐阜市日野北6-19-5 店舗駐車場前

24時間稼働

5.養老サイダーも買える面白自販機スポット「小川新聞店養老店」/養老町

養老公園の入口のほど近くで小川新聞店が運営されている自動販売機スポットも面白いです。おでん缶や新聞、PCR検査キッドなどユニークなものが販売されているのですが、特に注目したいのが養老のご当地ドリンク「養老サイダー」の自販機です。

「養老サイダー」は日本最古のサイダーの一つと言われていましたが、2000年に一旦販売が終わっていました。復刻を願う多くの人の声もあり2017年に再販がはじまり、再び注目を集めています。生みの親である日比野寅吉が神戸でオランダ人から製法を学び、時代に先駆けて開発されたというサイダー。養老の岩清水・菊水霊泉使用でさっぱりとした甘さが特徴の一杯をぜひ試してみてください。


養老サイダー自販機には「養老サイダーボトルキーホルダー」「養老の滝 速乾タオル」など養老土産も一緒に販売されてるので、一緒にチェックしてみてくださいね!


■小川新聞店養老店 自販機設置場所

岐阜県養老郡養老町鷹巣1603-38

24時間稼働


6.こだわりのフライ製法で作った野菜スナックを販売「清味堂」/岐阜市

県立岐阜美術館の近く「野菜のおやつ」を販売されている清味堂も会社の前で自動販売機を置いて直売されています。自動販売機に入っているのはシイタケやエリンギ、飛騨パプリカ、じゃがいもなど数々の野菜を特殊な減圧フライ製法でスナックにしてある商品です。


人気が高いのは様々な野菜が入った「野菜ミックス」や「シイタケ」。野菜本来の旨味を活かすため、どの製品も薄い塩味で仕上げてあるのが特徴。子どものおやつや大人がお酒のアテにするにもぴったりです。


「野菜のおやつ」以外にも清味堂が昭和6年の創業当初から作っているニッキ味の寒天ゼリーも売られています。こちらも岐阜の名産品なのでぜひチェックしてみてください。

「野菜のおやつ」以外にも清味堂が昭和6年の創業当初から作っているニッキ味の寒天ゼリーも売られています。こちらも岐阜の名産品なのでぜひチェックしてみてください。


■清味堂 自販機設置場所

岐阜市宇佐2-9-6

24時間稼働

7.食べたくなったらいつでも生洋菓子が買える!「Cafe MerryMerry」/岐阜市

岐阜市庵町にある「Café MerryMerry」。店内インテリアも可愛い女性に人気のカフェですが、スイーツ好きのために24時間買うことができるスイーツ自動販売機も設置されています。置かれているスイーツは、フルーツクレープやいちごクロワッサンなど約5種類ほど。日によってメニューが変わるので行く度に違う味を楽しむことができます。

金曜日と土曜日に自動販売機に入る季節のフルーツを使ったスイーツ缶や、不定期で入るカスタードプリンが特に人気の高いメニューです。SNS映えも狙える人気メニューなので見つけたらぜひゲットしてみてください。


■Cafe MerryMerry 自販機設置場所

岐阜市庵町23沢井ビル1F 自販機は店東側の駐車場内

24時間稼働

8.道の駅の物産や地元野菜が購入できる自動販売機「パレットピアおおの」/大野町

揖斐郡大野町にある道の駅「パレットピアおおの」にも道の駅で取り扱う特産品等を並べた自動販売機が2台設置されています。内容は地元の野菜や果物から同町の地元企業が手掛ける商品など幅広いラインナップです。

道の駅は夕方に閉まることが多いのですが、特産品や野菜等を24時間買えるというのが嬉しいポイント!

2019年2月に開通したばかりの東海環状自動車道・大野神戸ICからすぐの場所にあるので、ドライブついでに立ち寄りたいスポットです。


■パレットピアおおの 自販機設置場所

 岐阜県揖斐郡大野町下磯313-2 レストラン「サイタバラス」西外側

24時間稼働

9.宇宙食を目指して作られたフリーズドライ餃子!「清太麺房」/本巣市

オリジナリティあふれる”宇宙食を目指す餃子”「GYOLAXY」を自動販売機で取り扱っているのが、本巣市にある「清太麺房」で「岐阜夢餃子製作所」という餃子専門店でもあるお店です。こちらのお店がコロナ禍を機に開発したのが宇宙食にもなるフリーズドライの餃子です。

岐阜県にある食品科学研究所とともに特殊な機械でマイナス35度まで急速冷凍し、3日かけて真空状態で乾燥させている餃子は研究を重ねて商品化にだどり着いた逸品です。常温保存可能でアウトドアに持参するのにも優れており、非常食用としての購入にもぴったりです。お湯やスープで溶かすと水餃子風にいただくこともできますよ!


■清太麺房/岐阜夢餃子製作所 自販機設置場所

岐阜県本巣市三橋2-29

24時間稼働

10.アジア発祥のホットソース「スリラチャの赤備え」/岐阜県全域

「スリラチャ」はタイで生まれアメリカで人気となったニンニクが効いたホットソースです。海外で目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。その「スリラチャ」を日本で輸入販売するのが羽島市に本社を置く「スリラチャジャパン」です。


2020年10月より岐阜県を中心に「スリラチャの赤備え」の自動販売機の設置を展開しており、現在約80台まで広がっています。「スリラチャ」は保存料、化学調味料、着色料が使っていないソースで少し酸味も効いているのが特徴。マヨネーズと混ぜてポテトやナゲットのソースにしてもよし、ピザやハンバーガーのソース、チャーハンの隠し味にしてもよしと、万能調味料であることに驚くこと間違いなしです!


■スリラチャの赤備え 自販機設置場所

岐阜県羽島市上中町中145 スリラチャ羽島工場 他多数設置場所あり

24時間稼働

※設置場所はHPに記載あり

この記事のレポーター

各務ゆか(2021年度~2024年度)
各務ゆか(2021年度~2024年度)
東京や名古屋の出版社に勤務後2014年に地元岐阜にUターン。ライターとして雑誌やWEBで執筆を行う。県内を思いつくままにドライブして地元情報を探すのが大好き。“岐阜ってこんなにすごい”を伝えるために日々奮闘中。

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