地元レポーター発!旅のコラム

30万人以上が作った!「美濃和紙の里会館」で”紙すき体験”

ちゃんた
ちゃんた
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手作りの”和紙はがき”に手書きのメッセージで、大切な人へ日頃の感謝を伝えませんか?「美濃和紙の里会館」では”和紙はがき”の「紙すき体験」ができます。この記事では、紙すき体験の様子と、併せて訪れたい観光スポットについてお伝えします。

こんな場所です。美濃和紙の里会館

岐阜県美濃市にある「美濃和紙の里会館」では”紙すき体験”ができます。なんと、2021年11月に体験者が30万人を突破しているのだとか。また、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「本美濃紙」の紹介や、「美濃和紙」の歴史・作り方などが学べる展示室などがあります。館内は3フロアに分かれており、広々していました。

なんと500円!紙すき体験スタート

ここからは実際に私たちが”紙すき体験”をした時の様子をレポートしていきます。参考にしていただければ幸いです。

紙すき体験の料金は500円。入館料は子供250円・大人500円でした。本格的な体験ができて、この価格はお値打ちすぎませんか?


さあ、体験スタート!

はがきに「かえで」や「可愛い模様」を挟み込むことができるようで、最初に好きなものを選びます。

失敗から学ぶ。体験中の写真・動画撮影のコツ

ここが紙すき体験のメインとなる作業。子供の頑張る姿を写真や動画で残したい。私も気合を入れて写真を撮りました。しかし、家に帰って写真を見ると全て下を向いています。

皆さんには良い写真を残してもらいたいので、下向きで作業に集中するお子さんに「一回だけカメラを向いてね」と伝えてあげてください。


コツはこれだけです。


お子さんたちは手元に集中しています。なにより、この作業は私の体感で10秒くらいの短時間。ママやパパの一言があるだけで、カメラに視線を向けた良い写真が残せるでしょう。

体験は20分、乾燥に50分。和紙はがき完成!

先ほどのメイン作業が終わったら、最初に選んだアクセントを紙で挟み込む工程に移ります。

次に木枠を外して、はがきの形を整えます。機械的な四角ではなく丸みを帯びていて温もりを感じますね!

最後に紙の水分を抜き取ります。ここまで約20分。体験自体は終了となりますが、50分間乾燥させて最終的に完成です。

下の子は美濃判という33センチ×45センチの大きい和紙を作りました。紙の形が出来た後に、上からシャワーの水を当てて模様を付けるのですが、あっという間に模様が付いて見ている私も楽しかったですよ。

感想は?紙すき体験を終えて

”紙すき体験”はどうだった?
子供たち
「楽しかった!」

「上手に”はがき”が作れて嬉しかった」

「また行きたい!」

父親の私から見て、子供たちが集中して物作りに取り組む姿は誇らしかったです。また、伝統的な紙作りの工程を体感することで、紙や資源の大切さを学んでくれました。


完成した”手作りはがき”は、本当に味があって、質感や厚みが普通のはがきとは比べ物にならないほど本格的。30万人以上の方が”紙すき体験”をしているのも納得です!

  • はがきの完成品
  • 美濃判の完成品
  • 展示室のクイズを解くと記念品が貰える
  • 売店で買った紙製の恐竜

紙すき体験と一緒に!周辺スポット3選

【うだつの上がる町並み】

ここは美濃市の定番観光スポットです。歴史的な町並みを歩いてショッピングを楽しむことができます。また、車やバイクで走ることもできますよ。


【モネの池】

SNSで人気が急上昇し、今では定番観光スポットになりました。モネの絵画のような池が待っています。


【板取川・洞戸観光ヤナ】

こちらは岐阜県民に大人気のバーベキューと川遊びスポットですまた、キャンプ場も数ヵ所あります。

店舗情報・予約方法

住所:岐阜県美濃市蕨生1851番地3 

営業時間:9:00〜17:00

休日:火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)、祝日の翌日

電話:0575-34-8111(体験予約もこちらから)

紙すき体験:個人の方は予約制(当日でも空き時間がある場合体験可能)、団体は完全予約制(当日予約は不可) 

岐阜のワークショップ、こちらもあります!

この記事のレポーター

ちゃんた
ちゃんた
岐阜在住歴40年の“ちゃんた”です。三児の父であり週末は家族で岐阜県内の公園などで楽しんでいます。趣味は愛車のクロスカブ(原付二種)で県内をツーリング。中濃や東濃の絶品グルメ&絶景を探索中です!

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